10月23日(日)21:00からTBSで【アトムの童(こ)】の第2話が放送された。
今回は【アトムの童】第2話のネタバレや感想をまとめる。

分かりやすいように感想は背景をピンクにするよ!
▼▽ここからはネタバレを含むので注意▽▼
【アトムの童】サクッとあらすじ
山﨑賢人主演の日曜劇場【アトムの童】は、ある事件をきっかけにゲームから離れていた若き天才ゲーム開発者が老舗玩具メーカーとタッグを組み、巨大資本と覇権を争う物語。
▼あらすじやキャストはこちらから
【アトムの童】第1話 おさらい
▼第1話のネタバレはこちらから
第1話の最後、新しいゲーム開発のため「アトム玩具」の技術がほしいSAGAS社長・興津はアトムの事務所にやってきた。
すると那由他がやってきてジョン・ドゥとしてアトムと一緒にゲームを作ることを宣言し、「ゲームの面白さはアイデアだ!」と興津に宣戦布告した。
それは楽しみだと帰っていった興津はもう一人のジョン・ドゥである隼人に声をかけジョン・ドゥの新作として一緒にゲームを作るようで…
過去の出来事から会話すらしなくなってしまった様子の那由他と隼人。第2話では気になる2人の関係性が垣間見れるかな…?
【アトムの童】第2話 ネタバレ
ゲーム制作をスタートしたアトム玩具
さっそくゲーム作りに動き出した那由他(山﨑賢人)はアトムの新社長・海(岸井ゆきの)や“爺さんズ”に説明していた。
“爺さんズ”とは、海の父で元社長の・繁雄(風間杜夫)、社員の八重樫(でんでん)と各務(塚地武雅)の3人のことである。
これから那由他が作ろうとしているのは、これまでのゲームの常識を取っ払ったもので、プレーヤーが操作するのは主人公ではなくステージの方だという。
説明した後、那由他は「ジョン・ドゥという名前には特別な思いがあるから、あの名前は使わない。」と社員たちに宣言した。
那由他はゲームについての知識が全くない爺さんズにはゲームに登場するキャラクターを考えることを任命した。
その頃、もう一人のジョン・ドゥである隼人(松下洸平)は、SAGAS社長・興津(オダギリジョー)に次回のゲーム制作プロジェクトを任せると言われた。こちらは“ジョン・ドゥの新作”と大々的にPRしていく様子。
実はSAGASの社員として働いていた隼人は興津にジョン・ドゥであると知られ呼び出されたようだ。
隼人はプロジェクトを引き受ける代わりにとある条件を出していた。その条件をのんだ興津は部下に契約書を作るよう命じた。
ドランクドラゴンの塚地演じる各務がまさにドランクドラゴンのコントで出てくるようなオタク気質なキャラクターで笑っちゃう。
注目を集めるのに使えそうな“ジョン・ドゥの新作”という肩書きを使わないのは、はじめはもったいないと嘆いていた爺さんズだったけど、那由他の思いを聞いてすんなり納得していたね。アトムの人間はそういう“思い”を尊重してくれるところがいいよね!
それと対照的に“ジョン・ドゥの新作”として売り出していこうと考えているSAGAS。てか第1話見た時は隼人って外部から助っ人的な立ち位置でSAGASにやってきたのかと思ってたけど社員だったんだ!
でもゲームを作る代わりに何か条件を出していて、隼人は隼人でSAGASの社内から興津に復讐を考えているのかな?
那由他と隼人の確執
那由他(山﨑賢人)にお願いされ、ゲームに出てくるキャラクターを考えていた爺さんズは苦戦していた。
それは、お願いされたはいいもののゲームの世界観がまだ出来上がっていなかったからである。
那由他が試作したゲームをプレイする八重樫(でんでん)は「アイデアを聞いたときは面白いと思ったがこのゲームつまらんよ。」と苦言を呈している。
那由他もゲーム制作に行き詰まり、息抜きにアトムの事務所を出て自分のゲーム部屋にいた。
ぼーっとする那由他は過去を思い出していた。
それは隼人(松下洸平)と話をした最後の場面だった。
よりによってなんでSAGASなんだよと那由他に詰め寄られる隼人は「お前はもうゲームをやめたんだから関係ないだろ。勝手にやめたくせに。」と突き放すような言葉を言った。
夜になってようやくアトムに帰ってきた那由他。
繁雄(風間杜夫)と各務(塚地武雅)が考えたキャラクターを見せると、アトム玩具ファンの那由他は嬉しそうに絵を見ているが「ゲームに合うテイストではないかも…。」と未だゲームの世界観がはっきりとしていない。
その様子を見ていた海(岸井ゆきの)は相談できるパートナーがいれば…と話し始め、「ジョン・ドゥとして復活するって言ったら隼人くんアトムに来てくれないかな?」とワクワクする海。
しかし那由他に「あいつとはもう二度とやらない。だったら辞める。」と言われてしまい、相談できるような別のパートナーを探すことに…
隼人はSAGASに潜入して復讐しようと考えていると思うんだけど、那由他には本心は言わず適当な理由をつけてSAGASに行くって言ったからこんな確執が生まれちゃったんだね。隼人は那由他を巻き込みたくなかったのかな…
海が隼人からアドバイスをもらい…
新たに相談できるパートナーを探すべく海(岸井ゆきの)に連れられ、参加者と即興でゲームを作るというゲームジャムサミットにイヤイヤやってきた那由他(山﨑賢人)。
1チーム3人でゲームを完成させることになったが、始まってももう一人の参加者がやってこない。
ようやくやってきたもう一人の参加者のお待たせしましたと謝る声が聞こえて那由他が振り返るとそこには隼人(松下洸平)の姿が。
顔を合わせ驚く2人は6年ぶりに言葉を交わす。

なんでここにいるんだよ

お前こそもうゲームは作らないんじゃなかった?
スタッフに取りやめますと言って那由他は帰ってしまった。
残された海はアトムで一緒に働いていると隼人に自己紹介した。それを聞いた隼人は「ゲームを捨てたやつが今は大好きな会社で大好きなゲームを作って、いい身分だ。」と吐き捨て会場を出て行った。
追いかけた海は那由他が行き詰まっていると言って試作段階のゲームの画面を隼人に見せた。
ゲーム画面を見た隼人は「働きアリみたいだ。」と思わずアドバイスをしてしまう。意図せず言葉が出てしまった様子の隼人はそんな自分にハッとして去っていった。
先にアトムの事務所に帰ってきた那由他は八重樫(でんでん)に「次回はちゃんとパートナー見つけてきてくださいよ。」と口うるさく言われ、不貞腐れながらも事務所から出たところで帰ってきた海に出くわす。
海は隼人からアドバイスされた「働きアリ」について那由他に伝えた。
その言葉を聞いた瞬間なにか閃いた様子の那由他だったが、「あいつのアドバイスなんか聞くかよ。」と帰っていった。
ゲーム部屋についた那由他はイライラしつつも隼人からのアドバイスでどんどんアイデアが湧いてくる。
夜遅くなった頃、アトムの事務所のパソコンの前に座った那由他はアイデアがまとまって急にエンジンがかかり、キーボードを打つ手が止まらなかった…
こんなイベントあるんだ!ワークショップみたいな感じだね。実際にもあるのかな。全然知らない世界のことだからおもしろい〜。そんでまさかの隼人がペア(笑)運命の2人すぎ。
え〜、海ちゃんライバル会社に勤める隼人にゲームの特徴教えて大丈夫??でもゲームが好きでついアドバイスしちゃう隼人かわいい^^
そんで結局隼人のアドバイスが耳から離れず参考にしちゃうツンデレ那由他もかわいい。やっぱりジョン・ドゥは2人のアイデアが揃ってこそ完成するんだね!
明らかになった那由他と隼人の過去
海(岸井ゆきの)は那由他(山﨑賢人)と隼人(松下洸平)に昔何があったのか知るために、2人のことを昔から知るネットカフェの店長・森田(岡部大)のところへやってきた。
2人について森田は語る。
元々遊びでゲームを作っていた那由他と隼人は公哉(栁俊太郎)にそれを見せ満足していたという。
ゲームセンターのストⅡで対戦しながらケンカになりそうな那由他と隼人を公哉が落ち着かせながら3人仲良く過ごしていた。
「僕だけやって終わりはもったいないよ〜。もっとたくさんの人に遊んでもらおう!」と公哉が言ったのがきっかけでできたのが「ダウンウェル」だった。
ダウンウェルがゲーム好きで話題になり、その後那由他たちは2作目に取り掛かり、当たったらゲームで食べていこうと励んでいたが学生の彼らにはお金が足りなかった。
そんな時「僕がなんとかする。」と言った公哉は、ゲーム事業を立ち上げたばかりでいい企画には支援すると謳っていたSAGASの興津(オダギリジョー)の元に来ていた。
2人が作ったゲームを公哉がプレゼンすると「イケイケじゃないですか。」と興津に褒められる。
しかし後日SAGASはジョン・ドゥが作ったゲームを名前を変えて丸パクリして売っていたのだ。
SAGASが入っているビルに行き、興津を出待ちした3人だったが興津は無視を決め込み車に乗って行ってしまった。
結局ゲームを取り戻すことはできず、責任を感じた公哉はその後自ら命をたった。
そのことがきっかけで那由他はゲームを作る資格がないとゲームから離れ、隼人はクリエイターとして成功するためにとSAGASに就職し、2人は決別した。
「ダウンウェル」って遊びで作ったものだったんかい!それが今やゲームアプリの中で評価No.1ってすご。公哉のおかげで天才たちが世に出ることになったんだね。
興津最悪だなー、でもSAGASは本業のインターネット検索サービスで既に稼いでただろうから勝手に丸パクリじゃなくてちょっとくらいお金あげればよかったのに。大学生なんだからそんな大金じゃなくても納得してたでしょ。
公哉がいなくなったあと那由他はゲームをやめる一方で隼人はSAGASで働くというように元々考えが全く違う2人を公哉が繋いでいたんだね。
因縁の相手である興津の会社で働く隼人は今大好きな会社で大好きなゲーム開発をできる那由他が羨ましいんだろうなぁ。本当は那由他と一緒にゲームを作っていたかったんだろうな。
那由他と隼人の間を取り持つ海
那由他(山﨑賢人)と隼人(松下洸平)の過去を知った海(岸井ゆきの)はSAGAS本社で出待ちをし、出てきた隼人に見てもらいたいものがあると声を掛ける。
周りにSAGASの社員がいるロビーで「お願いしますっ!」と海から頭を下げられ周りの目を気にした隼人は仕方なく承諾した。
今は那由他はいないと安心させた海は隼人を連れてアトムの事務所へやってきた。
事務所の中では那由他が完成させたゲームを楽しそうにプレイする爺さんズ。
ゲームを見た隼人はそのコンセプトに感心した様子でいると、爺さんズがやってみ!とコントローラーを渡してくれた。
自分の手でプレイした隼人はうっすら嬉しそうな表情を浮かべる。
海からアドバイスをくれたのは隼人だと聞いた爺さんズに
「これからもよろしくお願いします。」
「那由他に一緒にやろうって言いに来てくれたんだろ?」
と言われるがそういうわけじゃ…と事務所から出て行ってしまった。
海が追いかけ、那由他と隼人の2人が組めばもっとすごいものができると思いませんか?とワクワクしながら言うが、隼人からは「SAGASで今度ジョン・ドゥの名前でリリースする。そういうことなんで。」と返ってきた。
最後になぜSAGASに入ったのかと聞くと隼人は「SAGASでしか手に入らないものがあるから。」と言って帰っていった。
隼人と別れた後、海は那由他のゲーム部屋にやってきた。
ことの経緯を伝えた海は、「隼人は後悔はないって言っていたが辛そうだった。悲しい出来事があってそれでもゲームを続ける決意をしたのってすごい覚悟じゃない?」と那由他に言った。
海ちゃんほぼ完成系のゲームまで見せちゃうんかい!(笑)信用しすぎよ。また6年前みたいにパクられるって考えなかったのかな…
なんか今後情報漏洩とかありそうで不安だわ。
海が間に入ることにより少しずつ少しずつお互いのことを考え始めた那由他と隼人。公哉がいなくなってしまった今、次は海が那由他と隼人を繋ぐ存在となるのかな?
決別していた2人がついに…
那由他(山﨑賢人)は隼人(松下洸平)について聞くために公哉(栁俊太郎)の実家にきていた。
昨日隼人が持ってきたと一枚の紙を那由他に渡す公哉の母・奏絵(戸田菜穂)。それは契約書だった。
契約書には
「『スマッシュスライド』の制作名義をSAGASから『ジョン・ドゥ』に変更する」
と書いてあった。
隼人は奪われたジョン・ドゥのゲームを取り戻すためにSAGASに入社したという真実を知った那由他。
さらに契約書を読み進めると
「その引き換えとして菅生隼人が制作するゲームの権利等は今後全てSAGASに帰属する。」
という文字が。
奏絵から今日契約するみたいと聞いた那由他は急いで隼人の元に向かった。
SAGASのビルの外にいた隼人を見つけた那由他は「ずっと裏切ったんだと思ってた。誤解してた、ごめん。」と言ってさらに続けた。

一生辛い思いしてゲーム作んのかよ。“そんなこと”のために頑張ってんじゃねぇよ!

お前と公哉と3人でゲームを作った時間は“そんなこと”じゃない。俺にとっては大事なことなんだよ!

俺がここにいんだろ!“しゃくだけど”、お前とゲーム作ってる時間が一番楽しいんだよ、お前じゃなきゃダメなんだよ!アトムにこいよ!

ここまできて引き返せねぇんだよ!
那由他から決死の告白を受けた隼人だったが行ってしまった。
帰り道、那由他は学生時代に3人でゲームセンターに来てストⅡをやっていたことを思い出し、一人ゲームセンターに来ていた。
ストⅡをプレイしていると、誰かが向かいの席に座り対戦相手となった。
技や動きで誰がやっているか気がつき嬉しそうな那由他。

このせっこいやり方、隼人だろ。

那由他は大技狙いすぎ。

契約は?

あぁ、あれ。
契約書にサインをしに来た隼人だったが、那由他の言葉で揺れていた気持ちに興津の「過去はさっぱり流そう」という言葉が後押しとなった。
隼人もまた那由他たちとやったストⅡを思い出していた。
興津に好きな技を聞くと、「ストリートファイターはやったことないな。古いゲームでしょ。」と返ってくる。
「ストⅡもやっとことがないような人と楽しいゲームが作れるとは思わない。」と告げ、隼人は契約を断りサインしなかった。

“しゃくだけどさ”、俺もお前とゲーム作るの楽しいわ。てか那由他、俺がいないとダメだもんなぁ〜。
こうして隼人もアトムの一員となり、6年ぶりに那由他と一緒にゲームを作っていくことに。
隼人と一緒にアトムの事務所へ行くと、爺さんズもゲームのキャラクター・「ゲッチャリロボ」を完成させていた。
それを見た那由他も隼人も納得の出来のようだ。
一方でSAGASに協力をして何かを企んでいる様子のやよい銀行の小山田(皆川猿時)支店長。
誰かに電話でお願いをしている。
その後すぐアトムにやってきた財務顧問・鵜飼吉久(林泰文)。
予告で鵜飼はさっそくアトムの事務所で「SAGASに売却すべきです!」と言っていた…
隼人自分を犠牲にしすぎだよ〜。めちゃめちゃいいやつだった。人生を賭けて3人の思い出が詰まったゲームを取り返そうとしていたんだね。
はやとぉぉおおお〜(泣)まだ遅くないよ!まだ引き返せる段階だよと思ってたら、奇しくも興津の言葉で思いとどまってくれて良かった!!
“しゃくだけど”って枕詞つけて本音を言う2人ツンデレだなぁ(笑)
【アトムの童】第2話 感想
隼人と和解して2人でゲーム作るようになるのもっと後半だと思ってたけどまさかの2話でもうそうなるとは!展開早い!てことは今後は興津との対決メインになるのかな?
今回は那由他と隼人と公哉の友情回だったね。
ストⅡで遊ぶ那由他と隼人の過去と現在の対比が良かった。ゲームを通してまた昔のように戻る2人。那由他の隼人への誤解も解けてまた2人でゲームを作れることになって良かった。
何よりもずっと辛そうだった隼人の笑顔がやっと見られるようになってよかった!
おそらく小山田によって送り込まれてきた財務顧問が怪しすぎる…(笑)次回はアトムvs財務顧問・鵜飼になるのかな?
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