【アトムの童】#3ネタバレ−財政難に陥った大ピンチのアトム−

アトムの童

10月30日(日)21:00からTBSで【アトムの童(こ)】第3話が放送された。

今回は【アトムの童】第3話のネタバレ感想をまとめる。

モリペー
モリペー

分かりやすいように感想の背景をピンクにするよ!

▼▽ここからはネタバレを含むので注意▽▼

【アトムの童】サクッとあらすじ

山﨑賢人主演の日曜劇場【アトムの童】は、ある事件をきっかけにゲームから離れていた若き天才ゲーム開発者が老舗玩具メーカーとタッグを組み、巨大資本と覇権を争う物語。

▼あらすじやキャストはこちらから

【アトムの童】第2話 おさらい

第2話ざっくりまとめ
  • ゲーム制作をスタートした那由他率いる「アトム玩具」だがコンセプトが決まらず行き詰まる
  • 海が隼人からアドバイスをもらうと急にエンジンがかかる那由他
  • 那由他と隼人の過去が明らかに
  • 那由他から愛の告白を受けた隼人もついにアトムの一員に

▼第2話のネタバレはこちらから

第2話の最後、隼人がアトムに加わりこれから那由他と隼人でゲームを作るぞ!というところで新しく財務顧問がアトムにやってきて…

【アトムの童】第3話 ネタバレ


ゲーム完成間近にピンチを迎えるアトム

1年後…

アトム玩具」でのゲーム制作はあと一歩で完成のところまできていた。
残っているのはあと“アウトゲーム”の作業のみだ。

アウトゲームとは?

  • ゲームの中断・再開ができるセーブ画面
  • 音量や明るさを調節できる設定画面

などをつけることで、実際にプレイするゲームをより楽しむための環境を整えること

アウトゲームの手を抜くとたとえおもしろいゲームであっても遊んでもらえなくなることもあり、地味に重要な部分だという。

その頃、アトム玩具社長のうみ(岸井ゆきの)はアトムの財務顧問・鵜飼うかい(林泰文)とやよい銀行の小山田おやまだ(皆川猿時)支店長を訪れていた。

小山田からアトムに送り込まれた鵜飼はどうやらこの1年アトムに潜り込み、社員たちの信用を得ていたようだ。

火事でアトムが大変な時に手を差し伸べてくれた小山田に海は改めて感謝を伝え、その時受けた融資額1億5000万円のうち約束手形で融資を受けた5000万円の返済期限が近づいたので書き換えに来たという。

すると小山田から「ジャンプはできないので5000万円を今すぐ返済してほしい。」と言われてしまった。

手形貸付

1年以内に一括で返済する短期貸し出しのこと。

しかし、銀行では企業との関係性の維持から手形の書き換えを受け入れる“ジャンプ”という慣例が通用していた。

「ご時世もあってそういった慣例を見直しているところだ。返済できないとこれは不渡りになる。」と小山田は続ける。

アトムの事務所に帰ってきた海と鵜飼がジャンプできなかったことを社員たちに伝えると社員たちはじゃあどうするんだと慌てている。

「1ヶ月以内に返済できなかったら担保にしているアトムの土地・建物・技術が全て銀行に取られてアトムは潰れる。」そう海社長はみんなに告げた。

SAGASの融資担当をしている小山田はSAGASにアトムの技術を渡すことが目的でアトムに手を差し伸べたふりをしていたのだ。

小山田はSAGAS社長・興津おきつ(オダギリジョー)からアトムの技術をSAGASのものにできたら、定年後SAGASの役員のポストを用意すると約束されていたようだ。

この1年じわじわとアトムの技術を奪うためにSAGASと小山田・鵜飼は動いていたんだね。

せっかくのゲーム完成間近に大ピンチ!これからどうやってこのピンチを逃れるの〜〜〜?

無理をしている様子の海を心配し…

うみ(岸井ゆきの)社長、財務顧問の鵜飼うかい(林泰文)、社員の繁雄しげお(風間杜夫)・八重樫やえがし(でんでん)・各務かがみ(塚地武雅)が事務所で話していた。

鵜飼が「支店長にはもう一度私から話してみます。ですが説得できなかったらこの会社を売るしかない。以前SAGASがこの会社を欲しがっていたと聞きましたが…。」と話を持ちかけてきた。

しかし社員たちは反対し、SAGASに売却したくないという意見は一致している。

海は「まだ1ヶ月もあると思うことにする。ギリギリまで粘りたい。」とみんなに強く訴えかけた。

社員たちも賛同し立ち上がった。

海は「全力で融資してくれるところを探します!」と宣言した。

その後、海や社員たちは何件も融資のお願いに回る日々を送っていた。

那由他なゆた(山﨑賢人)と隼人はやと(松下洸平)もまた1日でも早くゲームを完成させるために奮闘していた。

そんなある日の夜に那由他と隼人と海の3人で話をした。

翌日那由他はその時の海の様子を気にして、一人事務所に顔を出さずゲーム部屋で悩んでいた。

お互い話したいことがあった那由他と隼人はゲーム部屋に集まった。

那由他は7年前のことを思い出していた。

その時もお金がないなかゲーム作りに奮闘し、結果的に公哉こうや(栁俊太郎)に無理をさせてしまったと那由他は語る。

そんな公哉と昨日の海の姿が重なり、自分たちのせいでまた無理をさせてしまうのではないかと心配している。

那由他は「7年前もゲームだけ作って他は任せっきりだったけど、いいもんさえ作ってればそれでいいという考えが間違っていた。もっと手伝えることがあると思う。」と言った。

「みんなで乗り越え一緒に最高のゲームを完成させたいというのが俺の出した答え。」という那由他の言葉を聞き「奇遇だね、俺も同じ気持ちだ。」と隼人は返した。

鵜飼は1年間アトムのみんなと過ごしてきて心情に変化とかないのかな…。今は支店長側だけどアトムの味方になってくれる日が来るんじゃないかとやんわり期待してる!

那由他と隼人はもう7年前のような思いはしたくないもんね。でも2人ともあの時の経験を踏まえてもう同じようにはならないように次はこうしてみよう!と前に進んでいるね。

強力な助っ人が登場し、社員総出で営業スタート

隼人はやと(松下洸平)はさっそくSAGAS時代に仕事でお世話になっていたパブリッシャー相良晶さがら あき(玄理)に声をかけ、アトムにきてもらった。

パブリッシャーとはインディーゲーム開発者へ支援を行う人のことである。

晶は「正攻法でやっていては間に合わない。たとえ100人に嫌われても101人に好かれれば儲けもんですよね?」と力強く言った。

もう跡がないアトムの社員たちはやるしかないと晶の訓練を受け始めた。

歩きながら営業をかける練習をする社員たち。

もちろん那由他なゆた(山﨑賢人)や隼人も一生懸命練習している。

普段ゆるい服ばかり着ている那由他もピシッとスーツを着て身なりを整えた。

ついに実践を迎えたアトムの社員たち。
エレベーターに乗り込んだ瞬間や車に乗り込む前、散歩中などほんの少しの時間でも営業をかけ始める。

なかなかうまくいかず営業の難しさを実感した那由他は「公哉は俺たちのゲームに何を思ってプレゼンしていたんだろう?」と考えていた。

営業を終えた社員たちが事務所に帰ってくると、みんな撃沈だったようで一つもとってこれなかった。

そんなとき晶がアジア中の投資家とゲームクリエイターをマッチングさせるゲーム・トゥ・マッチ』というプレゼン大会が開かれることを教えてくれた。

「その大会は3日後でエントリーは済ませておいたがやりますか?」と聞く晶にやらせてくださいと那由他は答えた。


その後帰ろうとする鵜飼うかい(林泰文)を那由他が「話したいこともあるんで駅まで車で送りますよ。」と引き止めた。

那由他は昔は銀行の本店営業部にいたという鵜飼営業の極意を聞きたかったようで、運転しながら営業のコツを聞く。

「そこで成績を残せなかったので今ここにいるんです。」と気まずそうに答える鵜飼。

「社員全員がアトムを愛しているというのがわかっていい会社ですね。」と話していると鵜飼の家族の話題に切り替わる。

鵜飼は一人娘が私立中学に入学しこれからまだまだお金がかかると話していた。

那由他に駅まで送り届けられ別れると、鵜飼はすぐ小山田に「ゲーム・トゥ・マッチ」に参戦することを電話で報告した。

晶さんめちゃめちゃ心強いな。晶さんはSAGASとも取引があった取引先でSAGASの人間ではないっていう認識でいいんだよね?

コンサルみたいな感じで晶さんもゆくゆくはアトムの社員になっちゃえばいいのにね〜!!

鵜飼は小山田に財務顧問としてアトムに潜入してSAGASに技術が渡るように動いたらたくさん報酬をやるぞって言われて家族のためにやってる感じかな。

アトムの人たちの人間性に触れて自分がしていること家族のためという思いの狭間で葛藤している様子だけどアトムの味方になってくれると信じているぞ!!!

プレゼンを終えたアトムにさらなる試練が待っていた

そしてゲーム・トゥ・マッチ当日。

アトム玩具那由他なゆた(山﨑賢人)、うみ(岸井ゆきの)、隼人はやと(松下洸平)の3人がプレゼンをするようだ。

社員たちとあき(玄理)に頑張れ!と送り出された3人は本番を迎えた。

まずは海が英語で挨拶をしツカミで強い印象を与えた

続いて説明がうまい隼人がゲームの説明を始める。いいテンポながら余白を残して聞き手の興味をそそらせた

最後に那由他は質疑応答を担当した。投資家からの質問にペースを乱さず答える那由他だったが、次に手を挙げ質問してきたのはSAGAS社長・興津おきつ(オダギリジョー)であった。

興津は「これだけ出来上がっているゲームの追加開発費に5000万円は高すぎると思うが、ひょっとして会社を存続させるために必要な額なのでは?」と言った。

那由他が無言で考えていると、興津は続けて「アトムで作らなくてもジョン・ドゥの2人で完成させて出せばいい。ジョン・ドゥになら我々も投資しますよ。なぜアトムにこだわる必要があるのか?」と質問した。

那由他は公哉こうや(栁俊太郎)のことを語り出した。

「彼は俺たちが作ったゲームを楽しいと褒め、売り込んで資金を集める手伝いをしてくれた。今回こうしてプレゼンをすることになって作り手じゃない彼は何を話していたんだろうと疑問に思った。」

「興津社長なら知っているかもしれません。あなたは公哉のプレゼンに飛びついたんだから。彼はジョン・ドゥの1番のファンだった。それが人の心を動かす情熱だったとやっとわかった。」

「俺はアトムの大ファンです。どうしてアトムじゃなきゃいけないのか、これが答えです。」

と興津の質問に那由他はアトムに対する熱い思いを語って返答したのだった。

いいプレゼンをした那由他ら3人に感謝する繁雄しげお(風間杜夫)たちだったが結局アトムへの出資者は現れず3人は落ち込んでいた。

そんなとき、那由他がお世話になっていたネットカフェの店長・森田もりた(岡部大)がアトムの事務所にやってきた。

《K・ラマチャンドラン》と書いてある名刺を持ってきた森田は「うちのインド人の常連客で、今日のプレゼンを配信をみていて興味を持ち、詳しく話を聞きたいと言っている。」と良いニュースを運んできた。

忙しい人で29日しか空いていないということだったが、29日は返済日の前日

このチャンスを逃すまいとアトムは大きな賭けに出るようだ。


ゲーム・トゥ・マッチが終わった夜、興津は晶と食事をしていた。

晶が「あの場で出資する人が現れないのは分かっていた。興津社長が他の投資家を事前に牽制していたんですよね?怖い人。」と言うと「君の目的は?アトムの肩を持つなら君もわかるよね?」と興津は返した。


翌日士気が上がっているアトムのメンバー。

しかし那由他がパソコンを開くとピンクの画面になっていて、隣の隼人の画面もピンクになっている。

データが消えた全部なくなった。」那由他はそう言った。

慌てて周りに集まるアトム社員たちから一人離れたところから鵜飼うかい(林泰文)がじっとその様子を見ていた…

うぉおおおーーー、ついに鵜飼がやってくれたなぁ。でもだんだんアトムの人たちに対する思いが大きくなっているように見えるんだよな〜。

裏切った今でもまだ最終的には小山田側を裏切ると思っちゃうな〜。なんか小山田や興津のように完全に悪い人って感じがしないんよね。

てか晶も興津に牽制されてたけど、こんなにアトムのために色々してくれてる晶はこんな牽制でアトムへの手助けをやめるとは思えない。晶もジョン・ドゥのファンで新作を楽しみにしているとかなのかな?

【アトムの童】第3話 感想

いきなり1年後になっていて相変わらずぽんぽんテンポ早くてワクワクした第3話。

プレゼンで那由他が熱い思いを伝えるシーンが良かった!これからは2人とアトムのみんなでゲームを作るけどそこには公哉の思いも乗っていて…。

ファンとかオタクの情熱ってものすごいもんね!推しのためなら大体のことはなんでもできるっていう!

それならジョン・ドゥのファンからお金を集めるクラファンとかいけそうだけどどうなんだろう…?ジョン・ドゥのファンって大きくはないかもしれないけどきっとコアなファン多いよね!

そして一難去ったらまた一難…。興津は抜かりないねぇ〜。とことん自分のものにしようとしてくる。次回もめげずにゲームを完成へと奮闘する那由他たちを楽しみにしてる…!


▼第4話ネタバレはこちらから

▼よかったらポチッとお願いします^^

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました