【アトムの童】#5ネタバレ−知らないうちに買収されていた!?−

アトムの童

11月13日(日)21:00からTBSで日曜劇場【アトムの童(こ)】の第5話が放送された。

今回は【アトムの童】第5話のネタバレ感想をまとめる。

モリペー
モリペー

分かりやすいように感想の背景はピンクにするよ!

▼▽ここからはネタバレを含むので注意!▽▼

【アトムの童】サクッとあらすじ

山﨑賢人主演の日曜劇場【アトムの童】は、ある事件をきっかけにゲームから離れていた若き天才ゲーム開発者が老舗玩具メーカーとタッグを組み、巨大資本と覇権を争う物語。

▼あらすじやキャストはこちらから

【アトムの童】第4話 おさらい

第4話ざっくりまとめ
  • 完成間近にデータが消えたゲーム
  • データを消したのは鵜飼だった
  • 結果的によりアトムらしいゲームを完成させることができ、商談も見事成功
  • 鵜飼がアトムのみんなに謝罪

▼第4話のネタバレはこちらから

鵜飼が最後に謝罪してアトムを去ろうと思っていると海社長が「勝手に辞めてもらっては困る。」と言ってくれ、今後もアトムの一員として働いていくことに。

一方SAGAS社長・興津はインディーゲームを容易にリリースできないような体制を作り…

【アトムの童】第5話 ネタバレ


ゲームの審査が通らない!?

ゲームが売れるようにノベルティーとしてゲッチャリロボのグッズを作っていた繁雄しげお(風間杜夫)。

どうやら繁雄はゲームをお店で売ると思っていたらしく、発売日に買ってくれた人にプレゼントしようと考えていたようだ。

うみ(岸井ゆきの)、那由他なゆた(山﨑賢人)、隼人はやと(松下洸平)がデータ配信で売るということを改めて説明した。

そんな那由他たちは完成したゲームの審査がどこのサイトでも通らず苦戦していた。

みんなで悩んでいたところ、事務所に電話が入り、海、那由他、隼人の3人はSAGASサガスに呼び出された。

「私たちは経済産業省の依頼でゲームの品質を保つために管理を任されることになった。」とSAGAS社長・興津(オダギリジョー)は言う。

アトムで作ったゲームが審査に通らなかったのもSAGASが新たに基準を厳しくしたからだという。

「アトムのゲームを高く評価している。」と言う興津は、特別措置としてSAGASが運営する配信サイト・プレイライフで「アトムワールド」を扱うことも考えているという。

興津は「アトムワールド」をプレイライフで配信する代わりにアトムの造形技術を譲れと条件をつけてきた。

那由他は「考えるまでもなく、お断りします。もう二度と同じ間違いはしない。」と告げ、他の2人も賛同しSAGASを出て行った。

興津せこいな〜〜〜。でもそんなに欲しがるアトムの技術って本当にすごいね。

自分たちの技術は大企業・SAGASが手に入れたいくらいのものなんだと思うと作ってきた社員も鼻が高いね!

配信スタートするも厳しい現実

どこのサイトでも審査が通らなかった「アトムワールド」は結局自社のホームページで配信することにした。

やっと配信できることになったが、SAGASがリリース日を被せてきて、SAGASの新作ゲーム「サイバニティゼロ」と「アトムワールド」は同日に配信スタートとなった。

認知度のないアトムのホームページで販売スタートした「アトムワールド」は1日経っても100ダウンロードだけだった。

どこのサイトでもSAGASの新作ゲームの話題ばかりで、まずは認知してもらわないとと考えるアトムの社員たち。

宣伝効果のある人にお願いしてみようとゲーム実況系YouTuberに営業をかけにいくが、「先にSAGASさんに頼まれているので。」とどこも断られてしまう

森田もりた(岡部大)のネットカフェで悩んでいた那由他なゆた(山﨑賢人)と隼人はやと(松下洸平)。

那由他はネットカフェを見渡して何か閃いたようだ。

それは森田のネットカフェで「アトムワールド」の体験会を行うことだった。

さっそく森田の協力のもと、食べ物も飲み物も無料にして人を呼び込んだ。

体験してくれた人にアンケートに答えてもらい、繁雄の作ったノベルティーをプレゼントする。

その様子をアトムのSNSに載せると、少しずつフォロワーも増えてきた。

ダウンロード数も緩やかに伸びてはいたが、これだけやっても1000ダウンロードにも満たず、厳しい状況のアトム玩具だった…

興津はなんとか自分たちに頼るしかなくなるように、いろんな手を使って潰そうとしてくるね。

やっぱりどんなにおもしろいものができてもたくさんの人に知ってもらう機会がないと埋もれちゃうんだね…

行き詰まっているアトム

うみ(岸井ゆきの)はやよい銀行の小山田おやまだ(皆川猿時)の元にきていた。

「SAGASの興津社長との間を取り持ってなんとか配信サイトの審査を通るようにしてもらえないか。」と頭を下げる海。

小山田は「今更そんなことを言われても…」と言って去ってしまった。

一方、隼人はやと(松下洸平)はもう一度ゲーム実況者にお願いしに行っていたが「俺にも事情があるからさ。」と再び断られてしまった


そのころ那由他なゆた(山﨑賢人)はお花を持って公哉こうや(栁俊太郎)のお墓にくると、公哉のお墓の前で手を合わせている人物がいた。

SAGAS社長の興津おきつ(オダギリジョー)だった。興津は最近公哉のシを知ったようだ。

「あんたに手を合わせてもらいたくない。帰ってください。」と那由他が言うと、言われなくても帰るところだったと歩き出す興津。

帰り際に興津は「パブリッシャーの晶さんからゲームの売り上げがイマイチだと伺いました。私にケンカを売ったことを後悔しているんじゃないですか。」と言った。

さらに「緒方公哉くんはあの時、たくさんの人にあなたたちが作ったゲームで遊んでもらいたいと言っていました。このままで終わると彼は悲しむんじゃないですかね。」と言って去っていった。

このゲーム実況者が隼人の熱意に負けて「アトムワールド」をプレイしてくれるようになるのかな?

お墓参りに来るなんて興津も人の子だったんだね…。興津はやなやつには違いないんだけどなんかスマートなんだよね。

ゲッチャリロボが注目される

アトムの事務所で各務かがみ(塚地武雅)がパソコンをいじっていると英語で問い合わせが来ていることに気が付き、うみ(岸井ゆきの)になんと書いてあるかみてもらった。

それは「ゲッチャリロボはどこで売っているのか?いくらでもいいから買いたい。」というアメリカの方からのメールだった。

この日も森田もりた(岡部大)のネットカフェで「アトムワールド」の宣伝をしていた那由他なゆた(山﨑賢人)と隼人はやと(松下洸平)が事務所に帰ってきた。

そんな2人に海は「見て!」とSNSで体験会に参加した人たちのゲッチャリロボを持った写真が拡散されている様子を見せた。

「俺たちも体験会の呼び込みをしていたらゲッチャリロボが欲しいって人が来ました。」と隼人も言う。

ゲッチャリロボに注目されていることを知った那由他はキラキラした目で「ヒットするゲームはキャラクターが人気なんだ。」と言った。

隼人も「発想が逆だった。まずはおもちゃとしてゲッチャリロボを売る。これがゲームと繋がった時すごいことになる。」と続けた。

「おもちゃとして販売すればSAGASの影響も受けずにゲームの宣伝もできる。例えば足にQRコードを貼っておくとか。」と隼人がいい案を思いついた。

しかし各務が「これはノベルティーだけど商品となるともっと精巧に作らないといけないし、人手が足りず大量生産ができません。」と口を開いた。

そんな時、フィギュアを作る工程で一番大変なのは色を塗ることだと聞いた那由他は何か思いついたようだ。

おもちゃを売る→人気→そのキャラクターのゲームが売れる
おもちゃ屋のアトムだからこそできる売り方!

SAGASの邪魔が入らないゲームの売り方を思いついたのすごいな。

ゲームのことだからと那由他と隼人だけに頼らず、爺さんズもできることをって考えて作ったノベルティーが希望の光となったね!

ゲッチャリロボを大量生産するために

興津おきつ(オダギリジョー)は経済産業省を訪れ、事務次官の堂島(西田尚美)と会っていた。

堂島から「かねてより打診があったeスポーツ公認の件ですが、ぜひSAGASのゲームで話を進めて東京初の世界大会を実現したいと考えています。」と言われ嬉しそうにしている興津。

しかしその後堂島は「ただ売上は素晴らしいがどのゲームも1年以内に半分以上のユーザーが離れていっているというデータがあります。」と告げた。

「長く愛されているというわかりやすいイメージが必要になるので今度のジャパンゲーム大賞を必ずとっていただきたい。」と堂島は言った。


那由他なゆた(山﨑賢人)が思いついたのは、真っ白で色を塗っていないゲッチャリロボのフィギュアを作ることだった。

さらにそれは、色を塗った自分だけのたった一つのゲッチャリロボをゲームで動かせるというアナログとデジタルを融合させたアイデアだった。

アトムのその手法は日本だけではなく海外でも注目され、アメリカで記事にされたりしていた。

こうして海外でのファンも増えてきて、繁雄しげお(風間杜夫)にゲッチャリロボの色を塗って欲しいと海外からアトムの事務所にまで来た人が何人もいた。

そんなアトムの近況をパブリッシャーのあき(玄理)が興津に伝えると「うちにもアトムにもいい顔をして、君の狙いはなんなんだ。」と興津は聞いた。

晶は「私は日本のゲーム業界がまた盛り上がることを心から願っているんです。世界的IT企業のライバルが小さなおもちゃ屋なんて最高じゃないですか。」と答えた。


アトムのおもちゃを売りながらゲームを宣伝するという戦略は見事はまり、「アトムワールド」はついに100万ダウンロードを突破した。

ジャパンゲーム大賞。ここでSAGASとアトムが再び闘うんだね。。海外からも注目されている「アトムワールド」か、売上1位のSAGASのゲームか。

選ばれる審査基準が重要になってきそうだね!

アナログで色を塗ったゲッチャリロボをQR読み込むだけでゲーム内に登場させるってすごいよね。実際にできるのかな?

ジャパンゲーム大賞授賞式

こうして大ヒットとなった「アトムワールド」はジャパンゲーム大賞にノミネートされた。

授賞式当日。

うみ(岸井ゆきの)、那由他なゆた(山﨑賢人)、隼人はやと(松下洸平)の3人が参加した。

会場にはもちろんSAGAS社長・興津おきつ(オダギリジョー)の姿もあった。

授賞式が始まり、まずはゲームデザイン賞の発表。

受賞したのはSAGASの「サイバニティゼロ」。

その他の3部門も「サイバニティゼロ」が受賞し、ついに残すは大賞のみとなった。

大賞を受賞したのは…

SAGAS「サイバニティゼロ」。

こうしてSAGASが5部門全て受賞という結果となった。

授賞式が終わり、あき(玄理)が那由他たち3人に声をかけた。

「残念だったね。でも世間の評価は違うみたいだよ!」と言ってタブレットを見せた。

来週行われるアジア最大のゲームアワードには「ゲームユーザーが選ぶ今年のベストワン」というものがあると晶は説明する。

今のところ「アトムワールド」が選ばれていて、「このままいけば今年のベストワンをとれる。」と晶は嬉しそうに言った。

さすが大企業SAGAS。票集めなんか楽勝か。eスポーツの件もかかってたし興津も本気出してきたって感じかな。

でもアジアのゲームアワードで今年のベストワンとる方がよっぽどすごいでしょ!

アトムは買収された…?

そして「今年のベストワン」を受賞した「アトムワールド」。

那由他なゆた(山﨑賢人)と隼人はやと(山下洸平)は公哉こうや(栁俊太郎)のお墓に記念の盾を持ってきていた。

2人は「最高の賞をとれてたくさんの人に遊んでもらうっていう公哉の夢が叶いそうだ。」と報告した。


うみ(岸井ゆきの)は鵜飼うかい(林泰文)と共にやよい銀行の小山田おやまだ(皆川猿時)と話にやってきた。

「借りていた残り1億円も来月には返せそうなので、返済が終わったらメインバンクを変えようと思っています。お世話になりました。」と頭を下げる海と鵜飼。

小山田は「火事になった時に助けてやったんだからもっと感謝してもいいと思うが。今のアトムがあるのは私のおかげだ。」と言った。

続けて小山田は「前期の決算書を確認したら売上の条件を満たしていないものがあったので、残り1億は株式に置き換わった。当行がアトムの筆頭株主になったということだ。」と言い放った。

その頃アトムの事務所にはやよい銀行の銀行員たちがぞろぞろやってきて「差し押さえだ。」とパソコンやゲームデータ、フィギュアの設計データなどを段ボールに入れ始めた。

小山田はそのアトムの株をすでにSAGASに売っていたのだ

つまりアトム玩具はSAGASに買収されたということだ。

最初からこうするつもりだったなら、すぐにアトムを買収できたはずなのに、うまくいっているこのタイミングでやってくるのがもう最悪すぎる。

えげつないわ興津社長。

てか鵜飼、小山田を裏切った後だけど気まずくないのかな(笑)

【アトムの童】第5話 感想

第5話はついにゲームを完成させたけど、自社のホームページでゲームを売るしか方法はなくなってしまい、たくさんの人に認知させることに苦戦した回だったね。

おもちゃ屋ならではの売り方を思いついてどんどん「アトムワールド」を知ってもらうことができて、自分たちが今一番嬉しい賞もとれて…

と順風満帆だったのに、ゲームがヒットしてお金も稼げるようになってきたこのタイミングで銀行の裏切りによってSAGASに買収されちゃった…

ゲームデータもフィギュア制作データもないし、材料も何もかも失ってしまったアトム玩具。この最大の危機をどうやって那由多たちは乗り越えていくのか。

次回も最初はかなり苦しい展開になっていくと思うけどそれでも立ち向かうアトムの社員たちが勝つ瞬間を楽しみに見たい…!


▼第6話のネタバレはこちらから

▼よかったらポチッとお願いします^^

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました