10月31日(月)22:00からカンテレ・フジテレビ系で【エルピス−希望、あるいは災い−】第2話が放送された。
今回は【エルピス】第2話のネタバレや感想をまとめる。

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【エルピス】サクッとあらすじ
長澤まさみ主演の【エルピス–希望、あるいは災い–】はスキャンダルによって落ち目となったアナウンサーと若手ディレクターが事件のえん罪疑惑を追う中で自分の価値を取り戻していく物語。
▼あらすじやキャストはこちらから
【エルピス】第1話 おさらい
▼第1話のネタバレはこちらから
【エルピス】第2話 ネタバレ
事件の真相を追う決意をした恵那
松本良夫(62)
2002年から2006年にかけて連続して女性を殺害した罪で現在死刑が確定
突如これをえん罪だと言い真相究明に乗り出した若者がいた。
その人物とは低視聴率バラエティー「フライデーボンボン」の若手ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)だ。
拓朗によると真犯人は未だ野放しになっているという。
この話に乗せられたのがアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)。
なんとか番組で報道をしたいと考えた2人は上司に掛け合うが猛反対された挙句、拓朗は脅されてやっていただけだったと白状した。
そんな時に八頭尾山で新たな事件が発生した。
恵那はもう後に引く気はなかった。
この新たな事件について「フライデーボンボン」の恵那が担当するコーナー・『エナズアイ』で取り上げたいと申し出た恵那だったが番組向きじゃないと却下されてしまった。
このように「フライデーボンボン」は落ちこぼれものたちが集まる局内最底辺の番組なのだ。
収録中断中、ヘアメイクのチェリー(三浦透子)が「直してもいいですか?」と恵那の元へやってきた。
チェリーは直しているふりをしながら「例の事件のことで協力していただきありがとうございました。」とお礼を言って去ろうとすると恵那からあとで話したいと声をかけられた。
収録が終わった恵那はチェリーに言った。
「私この件追ってみようと思います。」
「松本(片岡正二郎)さんが犯人じゃないって心から思っていますか?」と聞かれたチェリーがはいと返事をし、恵那から根拠を聞かれる。
「事件のあった日、私の14歳の誕生日で暗くなった頃に帰ると松本がカレーを作って待っていてくれた。」とチェリーは振り返る。
松本はケーキまで用意してくれていてチェリーは生まれて初めて食べる誕生日ケーキだったという。
「14歳の当時の私には知らないおじさんの面があったのかもしれないけど、それでも誕生日を祝ってくれた同じ日に事件を起こしていたなんでありえない。」と涙ながらにチェリーは恵那に訴えた。
「フライデーボンボン」のわかりやすい左遷先感すごいな…(笑)この先もしかしてフライデーボンボンで事件を取り扱うことになって視聴率が上がって行ったりするのかな?
このゆるい感じがフライデーボンボンで視聴者はそんな事件求めていないみたいなこと上司が言ってたけど、そもそも視聴率低くて見ている人があんまりいないんだから別に方向性変えてもよくない?って思っちゃった。
てか松本さんめちゃめちゃいい人じゃん。むしろ事件の犯人からはかけ離れてるじゃん。やっぱり言わされたとはいえ、一回自供しちゃったっていうのが大きいのかな…
恵那、弁護士に会いに行く
恵那(長澤まさみ)はチェリー(三浦透子)がこれまで書き留めてきた裁判記録を見ていた。
それによると、事件当日の松本の行動が弁護側と検察側で大きく違っていた。
- PM5:03板金工の仕事を終え、退勤
タイムカードを切る
- PM5:27スーパー「ヨロズヤ」
カレーの材料を買う
- PM5:40ケーキ屋「ボンフーレ」
ショートケーキを1個買う
《検察側》- PM6:00八頭尾山に到着
ケーキ屋から自転車で直行
下校中の被害者に声をかけ犯行に及んだ - PM6:35近隣住民の目撃証言
「逃げるように山から走ってきた松本が自転車に乗って去っていった」
- PM6:50自宅に帰宅
カレーを作った
- PM7:00家出少女が帰宅
- PM5:52自宅に帰宅
ケーキ屋から直行した
その後1時間かけてカレーを作っていた
恵那は自転車を借りて実際に検察側が主張する流れと同じ動きをしてみたが、松本の住んでいた家に着いたときに10分でカレーを作れるのか疑問に思った。
そのほかにも弁護側と検察側にはいくつもの矛盾があった。
チェリーから松本の裁判を担当した木村(六角精児)弁護士を紹介された恵那は弁護士事務所に会いに行くと、マスコミ嫌いの木村弁護士は無愛想だが対応してくれた。
木村に松本の印象を聞くと「普通のおっちゃんですよ。まともでちょっと気の小さい男です。」と答えた。
無実だと思うかと恵那が問うと「はい、その点には迷いはない。」とキッパリ答えた。
木村は続けて「マスコミによるインチキな報道とそれに煽られた警察に強要された自供に間違いない。」と告げた。
恵那は「松本さんに読んでほしい。」と木村弁護士に手紙を預けて帰っていった。
チェリーは自分が家に帰宅した時間は覚えてなかったのかな?覚えてたとして証拠がなかったのかな。
八頭尾山の近隣住民の証言は圧力でそう言わせたんだろうな〜。松本さんの家の近隣住民は何も言ってないのかな?何時頃からカレーの匂いがしていたとか。それも揉み消された感じかな…
チェリーは松本さんが捕まってから会いに行ったのかな。弁護士の他にも松本さんが無罪だと信じて待っている人がいることを知ってほしいね。
再び拓朗と一緒に真相を追うことに
事件の真相究明から手を引いた拓朗(眞栄田郷敦)だったが、事件のことが気になるようで最近恵那(長澤まさみ)の方をチラチラと見ている。
ついに拓朗は恵那に電話してきた。
他の社員がいないところで落ち合うと「国家権力を敵に回す覚悟はないが手伝いたい。」と拓朗は言ってきた。
後日、恵那は自分がしたように犯行当日の松本(片岡正二郎)の動きを拓朗に再現させた。
松本の家に着いた拓朗から恵那の元に電話が来て「一応時間通りに着いたが、このスケジュールはあり得ないと確信した。」と言った。
全力で自転車を飛ばせば10分で松本の家に着くが、そうするとケーキが崩れてしまうからだという。
「そうだよね、私の時もそうだった。」と言いながら自分宛にきた手紙を見つけた恵那はごめんと言って電話を切った。
手紙は松本からであった。
拝啓 浅川恵那様
木村弁護士からお手紙受け取りました。
私もお会いしたかったですが、死刑囚は家族と弁護士以外と面会ができません。
ただこれだけは伝えたいです。
「私は絶対にやっていません。」
ある日の朝急に警察がやってきて容疑者として連れていかれました。
3日間刑事たちに脅され続けました。
何度も繰り返し“お前がやったんだろう”“認めれば楽になる”と言われ、とうとう「もう許してください。」と言ってしまい、それが自白の代わりになりました。
私は弱い人間ですが、決して犯人ではありません。
敬具
松本良夫
拓朗は恵那の自宅に招待されていた。
何もない部屋に驚く拓朗に「断捨離したから。」と恵那は言った。
恵那は検察の主張通りに10分で作ったカレーを拓朗に出すと、食べた拓朗は「まずいっす。じゃがいももにんじんも硬いっす。」と言った。
一緒に食べましょうと言われた恵那ははじめは断るが、やっぱり一緒に食べてみることに。
震えながら恐る恐るスプーンを口に運ぶ恵那だったが、なぜかこの時は吐き出さずにごはんを食べることができた。
自分の家に帰って夜拓朗は悪夢で目を覚ました。
夢にはあの傷だらけの手が出てきた。
その手は学生服を着ていじめられている人物のもののようで学生服を着た男子校生の遺影の映像を苦しそうにしながら拓朗は思い出していた。
結局事件のことが気になっちゃう拓朗。だんだん恵那に協力していくうちに拓朗も変わっていくのかな?前回は村井に怖気付いていたけど、真相究明のために国家権力に立ち向かうようになるのかな?
拓朗は過去にいじめに加担していたのかな…。だけどそれは権力か何かによってなかったことになっていて懺悔できていないことでより苦しんでいるのかな。
斎藤から事件の情報を聞く恵那
恵那(長澤まさみ)は電話で斎藤(鈴木亮平)に呼び出されていた。
斎藤が待っていた車の中に恵那が乗り込むと、「お店で2人でいると色々言ってくるやつがいて…だからここで話す。」と斎藤は話し始めた。
当時の取材ノートを読み返したら、当初は被害者らしき人物が若いロン毛の男と歩いているのを見たという目撃証言が重要視されていたという。
これ見てと動画を見せようとした斎藤にタブレットを渡され「パスワードは?」と恵那が聞くと斎藤は変わっていないと答えた。
《0603》
恵那が入力すると目撃証言の動画が再生された。
警察もある段階まではロン毛の男を犯人として捜査していたが、途中で松本をあげるという方針に変わってからはこの目撃証言はなかったことにされたようだ。
「なんか飲む?」と言われた恵那は私が行きますと言って車を出て自販機まで行ったが何も買わずに帰ってきた。
「貴重なお時間をもらったのに缶コーヒーじゃ申し訳ないのでうちに行ってください。」と恵那の家に行くことに。
付き合っていた頃とは変わり果てた何もない部屋の様子に驚いた斎藤は「断捨離か。俺もその一環だったんだろうな。」と呟いた。
スキャンダルの際に恵那を守れなかったことを後悔しているようだ。
「私が嫌になったのはあなたじゃなくて自分なんです。あの写真でダメになったと思われていますが、あのずっと前からもうダメになっていたんです。」
恵那は語った。
「そんな自分をあなたに押し付けようとした。報道部のエースで将来性あるし、ちょっと女癖が悪くても私を愛していなくても結婚を機に退社できればと本気で思ってた。」
「でも何もかも捨ててから自分が狂っていたことがやっとわかった。」
斎藤はコーヒーを飲み終え、また連絡すると言って出て行った。
忘れ物に気がついた恵那が玄関の扉を開けて斎藤に渡して近づくと斎藤の胸に頭をくっつけた。
少しして我に帰った恵那はおやすみなさいと言って家の中に入って行った。
タブレットのパスワードって記念日か恵那の誕生日なのかな^^
でも斎藤ってそんなにいい彼氏じゃなかった感じ?浮気とかしてたんかな。まだ恵那のことを気にしているように見える時もあるけど、それはスキャンダルの時の後悔であって、恵那を愛していたわけではないのかな?
てか怪しい人物いたんじゃん!そいつどうなったの!でもその人物が真犯人だったとしたらなんかそのまんますぎるね…
恵那がダメになった理由とは?
恵那(長澤まさみ)は斎藤(鈴木亮平)から見せてもらった動画を木村(六角精児)弁護士に見せ、「この男を真犯人だと証明できれば松本さんは釈放されますか?」と聞いた。
確実に逆転無罪になると木村は返した。
当時もこの目撃証言が話題になっていたのに松本が容疑者候補に上がった途端にマスコミが騒ぎ始めたとマスコミに対してひどく嫌悪感を抱いている木村弁護士。
恵那はそんな木村に「どんな大変なことがあっても正しい真実を伝えるキャスターになりたいと思っていたが、そんな夢は一生叶えられないと知った。」と語り出した。
「自分が真実のように伝えた中に本当の真実がどれほどあったのか…。苦しかった。」そう恵那は言った。
後日局内で恵那と拓朗が話しているとテレビからニュース速報が流れてくる。
「死刑囚3人の死刑を執行」
恵那と拓朗は目を合わせ走って部屋を出て行った…
恵那が病んでごはんも喉を通らなくなったのはスキャンダルが原因じゃなくて、キャスターとして真実を伝えられない腐った報道と自分自身に嫌気がさしてだったんだな…
だからいま真実を一緒に追っている拓朗とだったらごはんを食べられたのかな。
松本さん大ピンチ!!!でもなんとなくこの3人に松本さんは含まれていない気がする。
【エルピス】第2話 感想
じわじわと色々なことが明らかになってきたね。事件当日のこと。拓朗の過去のこと。恵那の夢のこと。現実を知ってダメになってしまったこと。
少しずつヒントを与えられているけど確信的なことはまだわからないからすごい気になる!!
斎藤は味方なのか?誠実な人ではないと言いつつも恵那はまだ好きなのか?
松本さんはやっぱりやっていないと私は信じたい!!!!そして真相が明らかになるのがなんとか間に合ってほしい!!!
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