11月7日(月)22:00からカンテレ・フジテレビ系で【エルピス−希望、あるいは災い−】第3話が放送された。
今回は【エルピス】第3話のネタバレや感想をまとめる。

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▼▽ここからはネタバレを含むので注意▽▼
【エルピス】サクッとあらすじ
長澤まさみ主演の【エルピス–希望、あるいは災い–】はスキャンダルによって落ち目となったアナウンサーと若手ディレクターが事件のえん罪疑惑を追う中で自分の価値を取り戻していく物語。
▼あらすじやキャストはこちらから
【エルピス】第2話 おさらい
▼第2話ネタバレはこちらから
第2話の最後、死刑囚3人の死刑が執行されることがニュース速報で流れた。
それを見た恵那と拓朗は席を立って走り出し…
【エルピス】第3話 ネタバレ
今回執行されるのは…
死刑執行のニュース速報が流れ、走って廊下に飛び出してきた恵那(長澤まさみ)は木村(六角精児)弁護士に電話をかけていた。
電話を終えた恵那は「3人のうちの一人が松本(片岡正二郎)さんかどうかは木村弁護士にもわからないみたい。」と一緒に出てきた拓朗(眞栄田郷敦)に告げた。
今は執行された人の名前が発表される続報を待つしかないようだ。
そして幸運にも午後に流れてきた続報に松本さんの名前はなかった。
名前がないことに安堵した恵那は再び木村弁護士に電話をかけると木村弁護士から会わせたい人がいると言われた。
その人物とは首都新聞の記者・笹岡(池津祥子)だった。
さっそく恵那と拓朗は笹岡に会うことになった。
笹岡は最近また八頭尾山で事件が起こったことで12年前の事件には真犯人がいるのではないかと気になって調べ始めたという。
笹岡は自身持っている資料を全部コピーして渡してくれた。
それから恵那と拓朗は当時の事件に関わった八飛署の刑事に会うことに。
恵那は笹岡からもらった資料を見せるが、刑事は「松本が犯人で間違いない。完璧に解決済みの事件ですので。」と言い切った。
この刑事は当時下っ端で正直事件についてはあまり覚えていないという。
「じゃあなんで犯人だと言い切れるんですか?」と拓朗が尋ねると「それは最高裁で判決がでてますから。」と刑事は答える。
食い下がらない拓朗にイライラしながらも立ち去ろうとする刑事に「当時取調べを担当した山下警部と及川巡査長という人たちの連絡先を教えてくださいよ。」とお願いする拓朗。
個人情報だから無理だとあしらわれてしまった。
松本さんじゃなくてよかった〜…!これからだって矢先に焦るよね。
空気を読めない拓朗
八飛署を出て喫茶店に来た恵那(長澤まさみ)と拓朗(眞栄田郷敦)はご飯を食べながら話す。
恵那は八飛署での空気の読めない拓朗の言動に感心したようだ。
恵那に面と向かって「空気読めない」と言われた拓朗は自分も空気くらい読むと友人の結婚式の時のことを思い出していた。
何が楽しいのかわからないけど余興で楽しそうにしてみたり、新婦のことをそんなに好きじゃなくても祝福するふりをして涙を流してみたり…
こうして結婚式が終わり拓朗は母・陸子(筒井真理子)と友人・悠介と話していた。
ふと悠介に「そういえば、今年もカイくんの墓参り行く?」と聞かれ「行くよ。」と答える拓朗。
みんな今でも行ってあげてるんだねという陸子。
「行く派と行かない派にはっきり分かれていて僕たちいまだに行っている派は出世しませんね。」と悠介は笑っている。
「行かない派は?」と陸子に聞かれた悠介は「今日の新郎のあっくんたちですよ。」と言った。
さらに悠介は「いじめでこの世を去ったやつがいたことなあんて忘れてるんですよ。」と一瞬怖い顔をして呟いた。
あれから拓朗は当時取調べを担当した刑事の連絡先を調べていた。
仕事の合間に闇雲に「山下さん宅」に電話をかけ続けた結果、144件目にしてついに警察関係者の山下さんにヒットした。
こうして取調べを担当した山下元警部にアポを取り、当時について聞いた。
<インタビュー>

松本は自ら罪を認めた

どういう風に認めたんですか?

「許してくれ。」と言って泣きながら土下座していた

「自分がやった。」と言ったんですか?

我々が「お前がやったんだな。」と聞いて「許してくれ。」と言ったんだからそれはやったということですよ。
学生時代にいじめていたのは行かない派の人たちっぽいけどそれに拓朗も加担してたのかな?加担はしてないけど見ていただけで止めもしなかったとか?
怪しい男の登場
局に戻ってきた2人が先程の取材について話していると、斎藤(鈴木亮平)が現れた。
取調べをしていた警部にインタビューしてきたと拓朗(眞栄田郷敦)が言うと斎藤は映像を見たがった。
見終えた斎藤は「それでこの映像をどうするんだ。これを放送するための戦略はあるのか。」と聞いてきた。
恵那(長澤まさみ)の意見を聞いたあと斎藤は「被害者遺族へのインタビューが必要だ。真犯人がいるとしたら被害者遺族が真相究明を望んでいるってことにするんだよ。」とアドバイスをくれた。
それに対し恵那は「犯人として逮捕された人がいるのに今更事件を蒸し返すのは遺族にとってどうなのかなって…。」と言う。
斎藤は「どっちにしろお前らのやろうとしていることは迷惑なことなんだから、遺族に罵倒されてもやるしかないんだよ。」と言った。
遺族のインタビューを撮ることを決意した恵那は拓朗とさっそく遺族の家にやってきた。
とりあえず今日は家を確認するだけだったが、敷地内で話していたら家の人に見つかってしまいホースで水をかけられて追い返されてしまった。
喫茶店に逃げてくると店員に「マスコミがあの辺をうろつくもんじゃないよ。」と言われた。
なんでも当時のマスコミが遺族に相当酷く失礼な言動をしていたらしい。
そう簡単に遺族に会えないと身に染みて感じた2人だった。
喫茶店を出ることになり拓朗は領収書をもらっていた。
先に店を出た恵那は、何を思ったか目の前を通った女子高生の後をついていき裏路地に入っていった。
女子高生を見失ったところで裏路地にある暗い怪しい店を見つけた。
店の中にいる長髪の怪しい男(瑛太)に事件について聞いてみると「その話をするなら僕はまずは店を閉めなければ。」と言い出した。
「何か知ってるんですか?」と恵那が聞くと意味深に答える男。
男は恵那に近づき「あなた誰なんですか?」と聞くと、恵那はその圧や不思議な雰囲気に呆気にとられてしまう。
そんな時に拓朗から着信が入り恵那は走って喫茶店の前に戻ってきた。
再び拓朗とその店に行くが、シャッターが閉められたのかわからないが、元々なかったかのようにその店は消えていた。
最初に有力視されてた証言って若い長髪の男だったよね。瑛太の役怪しすぎる..怖いし….
真犯人なのかはたまた犯人ではないが事件の情報を知る重要な人物なのかそれとも…!?
瑛太が演じてるってこともあってめちゃめちゃキーになりそうな人物だよね。
でもそもそも恵那が女子高生についていって路地裏入っていったのも謎!
遺族から話を聞くため、作戦変更!
遺族にいきなり会うことはできないと思った恵那(長澤まさみ)は手紙を書いてみることにした。
はじめは何も反応がなかったが、何通も手紙を送ると6通目送った後恵那の元に電話がきた。
しかしそれは被害者の父親からの「迷惑だからもう手紙を送るな。」というもので、こちらが話す前に一方的に切られてしまった。
その様子を見ていた拓朗(眞栄田郷敦)は「遺族のインタビューは無理じゃないですか。」と言うが、恵那は「これはマスコミのせいだから絶対に諦めたくない。」と言う。
だけどじゃあどうすればいいんだと悩む日々が続いた。
そんなある日の夜、再び恵那の元に電話が来た。
「私、井川です。」と名乗ったのは被害者女性の姉の井川純夏だった。
恵那と拓朗はいつもの喫茶店で純夏から話を聞けることに。
「父が浅川さんに電話でお断りしたと聞いて…。」と純夏は話し始めた。
純夏は当時どうしても納得できないことがあったから恵那と話したいと思ってくれたみたいだ。
妹が八頭尾山に入った理由を警察からは下着を売ろうとしたと説明されたが、純夏は「妹が絶対そんなことをするはずがない。」とずっと思ってきたという。
恵那から手紙が届いて両親は怒っていたが、やっぱり別の理由があったんだと思って救われたと純夏は涙を流しながら伝えた。
その言葉を聞いた恵那は「純夏さんのインタビューを撮らせていただけませんか?」と失礼を詫びながらお願いした。
誠心誠意お願いする恵那の姿を見て純夏は了承してくれた。
事件からこんなに時間が経った今でも、いろんなところで少しずつなにかおかしいと思う人がちらほらいるって言うのがやっぱり警察の捜査とは違う部分があったんだろうなって思うよね。
VTRを完成させスタッフに見せるが…
<インタビュー>

あの日は。流星群が見られる日で夜一緒に見る約束をしていたんですよ。昔からよく一緒に星を見ていて。

だけど帰ってこなくて…はるちゃん…
泣きながら語ってくれた純夏の映像を撮ってようやく拓朗(眞栄田郷敦)は「自分たちはとんでもないことをやっている。」と実感したのだ。
この映像は絶対世間に出さなければいけない、もう後には引けない、と。
そんな拓朗とは反対に恵那(長澤まさみ)はこのインタビューをきっかけに自信をつけていた。
そんな恵那はチェリー(三浦透子)にインタビューしたりとVTRに使う映像をどんどん撮っていった。
そして恵那と拓朗はVTRを完成させ、まずは「フライデーボンボン」の若手スタッフに見てもらった。
若手スタッフらは「応援する。」と言ってくれた。
しかしそんなにうまくは行かなかった。
月曜の定例会議でVTRを見せたがプロデューサー・名越(近藤公園)は「映像はよくできているがこれをフライデーボンボンでやるのは…。」と言う。
前回賛成してくれた若手スタッフたちはやってみたいと手を挙げてくれたが「こういうのやっちゃうとバランスがね〜。」と偉い人たちに言われてしまう。
そんな様子を見て恵那が口を出すが、口々に反対する上の人たち。
最後のダメ押しをしてもらおうと名越がチーフプロデューサーの村井(岡部たかし)に「村井さんはどう思います?」と聞く。
村井は軽い口調で「やればいいんじゃない?遺族とチェリーちゃんが顔出してて刑事が顔を出さないってそれだけで面白いよね〜。」と思いもよらない返答が来た。
名越は「じゃあ放送したいと局長に相談して判断を仰ぐ。」と告げた。
「それは絶対に却下されて放送できない。」と恵那は反発したがそれはしょうがないでしょと言われ、結局翌日「局長は放送できないと判断した。」と報告された。
映像を流せなくなってしまい拓朗は一人「正しいことがしたい。」と考え込んでいた。
(かつて友達を見殺しにしてそれでも当時の同級生たちとうまくやろうとしている僕もママも正しいことがしたいんだ。)
と考えていた。
村井はこうなることが分かっていいんじゃないって言ったのかな。上に判断を仰ぐという名越の性格も分かってただろうし。
聞いてんのか聞いてないのかわかんなかったけど、村井が賛成してくれたのは大きな一歩なんじゃない?
やっぱり柔軟な若い子達より保守的な上の人たちは頭が硬いね。これまでいろんな経験をしてきた故になんだろうけど。
恵那が生放送でしでかした
その夜お酒を飲んで家で寝ていた恵那(長澤まさみ)の元に電話が鳴り、直後にインターホンも鳴った。
恵那が出るとそこには「どうしても話したいことが…。」と斎藤(鈴木亮平)の姿が。
部屋に入った斎藤は机にある缶と恵那の様子を見て「酒飲めないのになんで…。」と言ったあと、「君らが追ってるえん罪事件なんだけど。」と続けた。
恵那は「あれは今日ダメになりました。」とあったことを話した。
そう言ってまたお酒を飲んだ恵那は気持ち悪そうにトイレに吐きに行った。
戻ってくると子どものように声をあげて泣く恵那。
そんな恵那を慰めたあと斎藤は家を出ていった。
「遅れてすみません。」とそのあと斎藤は副総理(山路和弘)に会いに行っていた。
翌朝起きた恵那は何かを決意したような目をしていた。
放送前いつものように「おはようございます。」と現場に入った恵那。
裏に行きスタッフに「エナズアイのナレーションを間違えて直したので差し替えてもらえますか?」と言ってビデオテープを置いていった。
そして生放送が始まり、エナズアイのコーナー。
そこで流れたのはあの松本さんの事件のVTRだったのだ。
なんだよこれと焦る偉い人たちだが、Vは止まることなく最後まで流れた。
恵那は拓朗やみんなを置き去りにたった一人で突っ走っていった…
怒られるって分かりきっているけどついにやったね恵那ちゃん。最悪降板じゃないの?大丈夫なのかな…
でもこれでようやく世間に知ってもらえるきっかけができた。話題になったらもう上の人たちも後戻りできないっしょ。
斎藤はこの事件についてもう関わるなって言おうとしたんじゃないかな。ダメになったって恵那から聞いたから言うのやめたっぽい気がする。
【エルピス】第3話 感想
これまでは局外でたくさん動いてきたけど、今回は局内で大きな第一歩を踏み出した回だった!
おそらく恵那にとってニュース速報と純夏さんに会ったことが大きかったんじゃないかなと感じた。
ニュース速報で本当にいつ来るかわからない松本さんの最期に急がなきゃ間に合わないと思っただろうし、純夏さんの言葉を絶対に届けて真犯人を見つけなければという大きな原動力になったと思う。
新キャラにキャラ濃いめの新聞記者・笹岡や怪しい男の登場がありつつ、未だ斎藤は味方か敵かわからなかったり謎が隠されていて今後が気になる!!
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