11月14日(月)22:00からカンテレ・フジテレビ系で【エルピス−希望、あるいは災い−】第4話が放送された。
今回は【エルピス】第4話のネタバレや感想をまとめる。

感想の背景はピンクにするよ!
▼見逃し配信はこちらをクリック!
(2022年11月14日時点の情報です)
「エルピス–希望、あるいは災い–」はU -NEXTで視聴可!
▼▽ここからはネタバレを含むので注意▽▼
【エルピス】サクッとあらすじ
長澤まさみ主演の【エルピス–希望、あるいは災い–】はスキャンダルによって落ち目となったアナウンサーと若手ディレクターが事件のえん罪疑惑を追う中で自分の価値を取り戻していく物語。
▼あらすじやキャストはこちらから
【エルピス】第3話 おさらい
【エルピス】第4話 ネタバレ
事件のVTRを生放送で流した恵那
恵那(長澤まさみ)が「フライデーボンボン」の自分の担当するコーナーでVTRを差し替え、八頭尾山の事件について生放送で流した。
裏ではどうするんだと慌てていたがチーフプロデューサー・村井(岡部たかし)は「最後まで流せばいいんじゃない。」と言っていた。
「引き続き追っていきたいと思います。」と恵那がしめてコーナーが終了した。
番組が終わった後恵那はプロデューサー・名越(近藤公園)に呼び出された。
収録終わりいつもの打ち上げ。
ボンボンガールはMCの海老田天丼(梶原善)を囲み、今日の収録について話していた。
実は海老田は恵那から電話で事前にどうしてもやりたいVを流すと聞いていたという。
「でも面白かったね、あのV。俺は番組が面白くなればどうでもいいから。」と海老田は言う。
名越に呼び出された恵那はこっぴどく怒られていた。
「お前1人が謝ればいいってわけじゃない。俺らの顔にも泥を塗ったんだ。」と叫んでいる名越。
恵那が局を出ると拓朗(眞栄田郷敦)が待っていた。
「海老天さんが知ってたのになんで自分に相談してくれなかったんですか。」と拓朗が怒ると恵那は「巻き込みたくなかった。責任取らなきゃいけなくなるし。」と告げる。
以前は権力とは闘えないと言っていた拓朗だったが最近変わってきたという。
そんな思いを恵那に伝えていると、恵那の元に被害者の姉・井川純夏から電話がきた。
妹・晴美の友達から実家に電話があり、両親がそのことを純夏に泣きながら電話してきたという。
友達も晴美がそんなことするはずないと思って12年間過ごしてきて、今夜それが晴らされたことが本当に嬉しかったようだ。
そんなお礼の電話を恵那は涙を流しながら聞いていた。
恵那は怒られることもわかっていたけど、自分の正義を貫いてVTRを放送して、こうして感謝の電話が来て、自分のやったことはやっぱり間違ってなかったって報われただろうね。
拓朗からしてみれば一緒に事件について調べてきた自分じゃなくてなんで海老田に言ったんだって感じだよね。寂しいというか憤りを感じるというか…
恵那は恵那で辞めさせられるくらいの覚悟でやったことだったからね。拓朗には言えなかったんだよね、その気持ちもわかる…
さっそく第2回を作ることとなった
恵那(長澤まさみ)がゲリラで流したVTRの反響は期待以上で、意外にも好意的な反応が圧倒的だった。
これまで3%代をキープしていた「フライデーボンボン」の視聴率が、あの日はなんと6.5%だった。
屋上で恵那と拓朗(眞栄田郷敦)は話していた。
「もうこれ続編決定っすよね。」と浮かれる拓朗に恵那は「逆だよ、反対を無視してこんな数字をとっちゃったんだからおじさんたちの面子が立たない。」と苦言を呈した。
そんな恵那と拓朗が屋上を出て廊下を歩いているとばったり局長にあった。
局長を見るなり恵那が謝罪すると、「エナズアイの特集よかったよ。」とご機嫌なようだ。
「局長は反対なさってたんじゃ…。」と恵那が言うと「いや、そんなこと言ってない。第2回もなるべく早くね。」と局長は言った。
恵那は名越(近藤公園)が嘘をついていたんだとわかった。
自分のことをこんなに舐めきっている名越に負けるわけにはいかないと恵那は改めて感じていた。
さっそく「フライデーボンボン」の会議でこの間の勝手な行動を謝罪した恵那は「局長にも先ほど応援いただいたので皆さんにも協力いただきながら第2回を作りたいと思います。」と宣言した。
視聴率3%も上がるってすごいな…!生放送を見ていた視聴者がSNSに載せて拡散したのかな?
局長は視聴率が上がったから手のひら返ししたかと思ってたら最初っから否定的じゃなくて名越が嘘ついてたんかい!なんやねん。
非を認めたくない警察は…
恵那(長澤まさみ)と拓朗(眞栄田郷敦)は首都新聞の笹岡(池津祥子)と会っていた。
「フライデーボンボン」の放送を見た笹岡は感激したという。
さっそく本題に入ると言った笹岡は「最近新に起こった八頭尾山の事件を神奈川県警がほとんど捜査せずに終わらせるつもりらしい。」と言っている。
さらに笹岡は被害者の見つかった時の様子について話した。
- 暴行された形跡はあるが着衣の乱れはなし
- 体制はまっすぐに整えられていた
- お腹の上に手が組まれた状態
- 右足の靴だけがなかった
これが12年前の井川晴美さんの状態と全く一緒だという。
「同一犯じゃないかと素人の私だって思います。だからこそ県警は捜査をしたくないんじゃないかと思います。」と笹岡は言った。
うわ〜〜〜〜、腐ってるな〜〜〜。
自分たちのメンツのために人生潰されたらたまったもんじゃないよな…。
特集第2回のVTRを作る恵那と拓朗
恵那(長澤まさみ)と拓朗(眞栄田郷敦)は八頭尾山事件特集の第2回用のVTRを作っていた。
12年前の事件の日、大雨が降っていて当時の技術ではDNA鑑定ができなかったという。
ただ、犯人の血液型がA型だと言うことだけわかった。
松本さんが犯人だとされたのは以下の理由からだ。
- 血液型がA型
- アリバイなし
- 自宅に家出少女を住まわせていた
- 自白
- 目撃証言
この目撃証言が逮捕の決め手となった。
証言した人物は西澤という中年の男だ。
拓朗が「西澤の証言が嘘だったら再審ありえますよね。」と言うと恵那は「わかんない。再審は開かずの扉って言われてるから。」と言った。
「じゃあDNAを今の技術で再鑑定すればいいんじゃないすかね。」と聞く拓朗。
しかし再鑑定するために検察側の同意が必要だという。
松本さんを犯人にさせたい誰かが西澤を脅して証言させたのかな?
再審請求は難しいとしてもとにかくこの西澤って男に話を聞かないことには始まらないって感じよな。
八頭尾山事件の特集は好評だったが…
帰宅した拓朗(眞栄田郷敦)は、弁護士をしている母・陸子(筒井真理子)に再審について尋ねた。
「いきなりどうしたの。」と驚く陸子に「仕事でちょっとね。」と誤魔化す拓朗。
陸子は「再審請求は難しい。ほとんど可能性がないよね。手伝ってやったことあるけど、棄却しますって返事が来るまで10年かかったからね。」と教えてくれた。
「そんなの人生終わるじゃん。」と拓朗が呟くと「それが狙いなんちゃうかなって思うもん。」と陸子は返した。
翌日、「フライデーボンボン」の放送日。
「エナズアイ」ではさっそく八頭尾山事件特集の第2回を放送した。
視聴率は7.1%と先週に引き続き好調でネットニュースでも取り上げられ始めた。
局長も高視聴率にご満悦のようで尺も伸ばしてもらえることになった。
恵那(長澤まさみ)は木村(六角精児)弁護士に再審請求が通った事例の資料を用意してもらっていた。
そのまま一緒にごはんを食べるつもりだった恵那だが、木村は資料を渡すと「じゃあこれで。」と帰ろうとしている。
恵那が「何か急な用事ですか?」と聞くと木村は「実は松本氏の再審請求が今日棄却されました。」と悲しいニュースを知らせた。
なんで…と驚く恵那は「私たちの番組と関係あるんでしょうか。」と聞くが木村もわからないという。
これはどっかから圧が入ったな。
前に斎藤が恵那の家に来たときに事件の真相究明について止めようとしていたから斎藤が怪しいな。
恵那が諦めようとしている!?
恵那(長澤まさみ)は拓朗(眞栄田郷敦)に木村(六角精児)弁護士と会った時のことを報告していた。
「番組は関係ないとは言ってなかったからないとは言い切れないってことだと思う。」と恵那は言う。
拓朗は「でもフライデーボンボンっすよ?あり得なくないですか?」と聞くと恵那は「1番最初に村井さんが何て言ってたか覚えてる?」と言った。
“敵がどこにいるかわからない。おもちゃみたいな正義感で余計なことするんじゃない。”
「チェリーさんには私から伝えておく。」と言って恵那は電話を切った。
翌日恵那は仕事中の拓朗に声をかけた。
「村井さんと名越さんに謝りに行くけど一緒に行く?」
どうやら恵那は特集を中止しようと思っているようだ。
拓朗は「僕は続けたいです。勝手に諦めないでくださいよ。」と恵那を止める。
「勝てっこないよ。君なんて。」と言う恵那はこの前自宅に来た斎藤(鈴木亮平)が「君らが追っている八頭尾山の事件のことだけど…。」と言いかけていたことを思い出していた。
その後恵那は斎藤にメールを送っていた。

この前言おうとしてたことってなんですか。

今夜行ってもいい?
やっぱ恵那も斎藤の仕業だと思ってんだな。そうだよね〜。
恵那は心折れかけてるな〜。恵那の気持ちを変えるには拓朗の行動がかかってる気がする。。ご飯も食べれるようになったもんね!
何か事情を知っている斎藤
一人事務所に残って仕事をしていた拓朗(眞栄田郷敦)に内線がかかってきた。
八頭尾山事件について聞きたい視聴者から外線が入ったという。
繋いでくださいと拓朗が言うと、井川晴美の元カレだという人物と電話がつながった。
昔もらった手紙を今見返したら犯人じゃないかと思う男について書かれていたと元カレは言った。
当時学校が違った元カレの元には警察が来なかったのでそのことは警察に言ってないという。
拓朗はファックスでその手紙を送ってもらうことにした。
夜になり斎藤(鈴木亮平)が恵那(長澤まさみ)の家にやってきた。
さっそくこの間の話があるってなんだったんですかと話を切り出す恵那。
斎藤が「なんで知りたいの。」と言うと恵那は「松本さんの再審請求が急に棄却されたんです。2回特集を放送した直後。」と言った。
それを聞いて斎藤は「たまたまタイミングが重なっただけじゃないの。」とバカにした様子だ。
「この前なんの話をしにきたんですか?私に放送をやめさせたかったんじゃないですか?」と再び聞く恵那。
「そうだよ。」と認めた斎藤に恵那が理由を聞くが「傷つくから知らない方がいい。」と言った。
恵那に電話しても出なかったため、ファックスを持って恵那の自宅のエントランスに来ていた拓朗。
インターホンを押して待っていると斎藤と鉢合わせた。
拓朗は斎藤にファックスを見せると「お前これ金払ったか?」と聞かれ、「はい、まずは手付金で5万円。」と拓朗は言った。
「それガセだよ。」と斎藤に言われ、ようやく騙されたことに気がついた拓朗だった…
斎藤は何を知っていて放送を辞めさせたかったの?どんなに頑張っても松本さんは助からないってこと?気になるーーー
そして簡単に騙されちゃった拓朗。。どんまい。。。
過去と向き合う拓朗
拓朗(眞栄田郷敦)は上司である村井(岡部たかし)と焼肉に来ていた。
ガセネタをつかまされたこと、まだ続けたいけど恵那は諦めようとしていることなど相談する。
「だから生半可な気持ちでやんなって言ったろ。でもその根性は見直した。一人でもやれよ、男だろ。」と村井から檄を飛ばされた。
その後ビルの屋上に連れてこられた拓朗。
「ほらあれお前の母校。」と言う村井は「明王中学、2007年に生徒が自殺しただろ。俺取材したんだよ。」と続けた。
顔がこわばる拓朗に向かって話し続ける村井。
「よく考えたら同級生だよな。あの時どんなこと考えてた?お前はどのポジションにいるやつだったの?」
ようやく口を開いた拓朗は「いや、気づいてなかったっていうか、記憶もあんまりなくて。」と呟いた。
「向き合えよ!じゃなきゃお前は一生負け続けるぞ。」と村井が言うと拓朗は泣きながら「僕が裏切ったやつです。友達だったのに…。」と言った。
誰にも言えなかった拓朗はママに言ったが、いじめの主犯格が1番の有力者の息子だったからママも学校に言わなかったという。
それから拓朗には少し変化があったが恵那は気がつかなかった。
「この前斎藤さんがうちに来てたこと誰にも言わないで。迷惑かかるから。」と恵那が拓朗に声をかけるとこれまで見たことないような目をして拓朗は恵那を見ていた。
恵那はその時見透かされたような頭を真っ二つに切られたような感覚になっていた…
村井ーーーーー!!!!村井が拓朗を過去に向き合わせたんだね。
やっぱりただの嫌なやつじゃなかったな、村井ーーー!!!
でもこの拓朗の変化はいい風を吹かせるのか、どうなんだろう。。
【エルピス】第4話 感想
第4話は特集の放送がいい方向に行ってると思っていた矢先の松本さんの再審請求の棄却。
いろんなしがらみが取り巻いていて頑張っても頑張っても一筋縄ではいかないね。
拓朗の変化がどう恵那に影響を与えて、この先の真相究明にどう繋がっていくのか全く予想ができない…ワクワクする…!
▼第5話ネタバレはこちらから
▼よかったらポチッとお願いします^^
コメント