11月21日(月)22:00からカンテレ・フジテレビ系で【エルピス−希望、あるいは災い−】第5話が放送された。
今回は【エルピス】第5話のネタバレや感想をまとめる。

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【エルピス】サクッとあらすじ
長澤まさみ主演の【エルピス–希望、あるいは災い–】はスキャンダルによって落ち目となったアナウンサーと若手ディレクターが事件のえん罪疑惑を追う中で自分の価値を取り戻していく物語。
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【エルピス】第4話 おさらい
▼第4話ネタバレはこちらから
【エルピス】第5話 ネタバレ
松本の再審請求が棄却されてから…
あれからいろんなことが変わっていた。
先週チェリー(三浦透子)がベランダから飛び降りた。
幸い命に別状はなかったがしばらく入院することとなった。
さらに理由も言われず今週の会議で八頭尾山の特集の中止が決定した。
そして拓朗(眞栄田郷敦)は村井(岡部たかし)に過去を話したあの日から食べ物と母・陸子(筒井真理子)を受け付けなくなっていた。
恵那(長澤まさみ)はチェリーのお見舞いに来ていた。
元々うつの薬を飲んでいたというチェリーはみんなを巻き込んで松本の再審をだめにしてしまって責任を感じて飛び降りてしまったという。
松本の再審請求が棄却され、特集も中止となり、恵那が真相究明から離脱。
そんな中でも拓朗は諦めきれなかったという。
事件で重要視された西澤の目撃証言が嘘だったんじゃないかと引っかかっていた拓朗は聞き込みに来ていた。
近所に住むおばさんは西澤と若い同居人の女に迷惑しているといろいろ教えてくれた。
なんでも西澤は10年前にこちらに引っ越してきたようでその前は八頭尾山の麓の方に住んでいたらしいとおばさんは言った。
「なんの仕事をしているかわかりますか?」と拓朗が聞くと「働いているようには見えない。それなのに高そうな車乗ってるでしょ?怪しいわよね。」とおばさんは答えた。
それから拓朗は当時西澤が住んでいた付近でがむしゃらに西澤について聞いてまわった。
そして1週間後…
ついに西澤を知っていそうな人物を見つけた。
その人物はスナックのママをしていて「うちの息子とこいつの息子、同級生だったかも〜!この親父やばいよ、DV。」と情報を教えてくれた。
生まれて初めて自分の力で真実にたどり着いたかもしれないと拓朗は気合が入っていた。
そしてある夜、西澤の息子が通っていた小学校の同窓会に潜り込んだ。
しかし緊張をほぐそうとして飲みすぎた拓朗は酔い潰れてしまい、気がついたら目の前にバットを持ったヤンキーたちがいた。
「西澤の差金だろ。」とバットで殴りかかろうとするヤンキーに「テレビ局のものです。」と必死で説明をすると話を聞いてくれた。
ヤンキーは西澤の息子・健太の親友だという。
西澤から逃げていてこの辺りにはいないという健太に「12年前の事件についてお母さんに聞きたいことがありますと伝えて欲しい。」と拓朗はお願いした。
すぐに健太に電話をしてくれたヤンキーは拓朗に健太と通話中のスマホを渡してくれた。
拓朗が自転車で走り回ってる時、前に恵那が怪しい男と出会った路地裏の店が貸店舗になってた!恵那に事件のことについて聞かれたからどこかに逃げたのかな?
すごいよ、拓朗!恵那も諦めちゃって一人になったのに行動力半端ない。やっぱり村井の言葉が拓朗を変える引き金を引いたんだね…!
そして昔の恵那のように固形物を食べれなくなっちゃった拓朗。拓朗も正しいことしか受け入れられなくなったんだろうね。
斎藤に相談する拓朗
恵那(長澤まさみ)は斎藤(鈴木亮平)に誘われレストランに来ていた。
「またこんなところに2人でいたらあなたに迷惑かかるんじゃ…。」と心配している恵那に「俺なんかどうでもいいよ。好きな女とうまいもん食いたい。」と斎藤は言う。
2人は楽しい時間を過ごした。
拓朗(眞栄田郷敦)は斎藤を呼び出していた。
髭がボーボーで雰囲気が暗くなった拓朗を見て「どうした。」と驚く斎藤。
拓朗は事件の特集が中止になったことについて「なんでこうなったんですかね。」と相談した。
「警察か検察からプレッシャーがかかって、報道がごねたんだろうね。」と斎藤は言う。
続けて「たとえばうちだけ会見場に入れないとかネタくれないとかそういう制裁をしてくる。報道としてはふざけんな、ボンボンってなるんだよ。」と言った。
「あんまりのめり込むなよ。」と斎藤がアドバイスしていると拓朗がつぶやいた。
「もし僕が一発逆転のネタを掴んだとして、ボンボンでできないから報道に持ち込んだとしても握りつぶされますか?」
斎藤は頷いてから「もしそういうのを掴んだ場合はお前が言うより俺から上に掛け合ったほうがいいと思うから、先に俺に相談して欲しい。」と伝えた。
斎藤は事件の真相究明を止めるために恵那に近づいているとしか思えない。独断で生放送でVTRを流した恵那の行動力を恐れて、恵那の心をつかんで操ろうとしてそう。。
先に俺に相談してっていうのもやっぱり怪しいよね。斎藤は事件の真相を揉み消そうとしている側だと思うなーーー
でもこうやって人の心掴んでるところが、エリートの所以というか、仕事めちゃめちゃできるんだろうな〜って思う!
西澤の前妻と会って証言をとる拓朗
拓朗(眞栄田郷敦)は西澤の別れた妻・吉村由美子に会いに名古屋まで来ていた。
「顔は写しませんし、お名前は匿名です。名古屋という場所も出しませんので。」と言って拓朗は吉村の証言をビデオで撮り始めた。
拓朗が事件について説明した後「この西澤氏の証言は本当なのでしょうか?」と尋ねると「いえ、違うと思います。」と小さい声で答える吉村。
もう少し大きい声でと拓朗が言うと「嘘です。主人はその時刻うちにいました。酔っ払って寝てました。」と吉村ははっきり言った。
「ではなぜ西澤氏は証言したのでしょうか。」と拓朗が聞くと吉村は「お金をもらったんだと思います。」と通帳を出した。
「毎月このアサベ商事ってところから30万ずつ振り込まれるようになったんです。本人は給料だと言っていましたが、働いてませんから。」と泣き出す吉村。
電話帳で調べてもアサベ商事という会社はなかったという吉村は架空の会社じゃないかと考えを伝えた。
その日は息子と娘もいたという吉村は「子供の頃はあの人からの仕返しが怖かったけど、もう子供たちも大人になったので本当のこと言ったほうがいいって。本当に申し訳ないです。」と泣き崩れた。
少し経って落ち着いた吉村はポツリと言った。
「事件のあの日、しし座流星群の日だったんですよね。大した話じゃないんですけどしし座流星群の日だったから細かいことを思い出せたんだなって。」
これが本当ならすごい証言だ!!!
最初は頼りなかったのに一人でここまできて本当にすごい!
斎藤が副総理と繋がっていることを知る恵那
恵那(長澤まさみ)は同期で報道部の記者をしている滝川(三浦貴大)に呼ばれ、食事に来ていた。
さっそく「君らが追ってたえん罪の件、どこまでいった?」と聞いてくる滝川。
「どこまでも何も中止になったけど。どうせそっちのボスがクレーム言ったんでしょ。」と恵那は答える。
どうやら滝川は個人的に事件について気になっているようだ。
「もし真犯人がいるとしたら、真犯人を逮捕させまいとしている大きい力が動いているような気がする。」と権力者が関わっていると考えている滝川。
「ところで斎藤(鈴木亮平)さんと復活したの?」という滝川に恵那が頷くと「ちなみに斎藤さんこの件について何か言ってた?」と聞く滝川。
恵那が「なんで斎藤さんのこと聞くの?」と言うと滝川は「だってあの人今、元警視庁長官で副総理の大門(山路和弘)さんにかわいがられてるでしょ。」と答えた。
とその時滝川に仕事の電話が入り、個室を出て行った。
お、もしかして滝川も真相究明メンバーに加わるか?
恵那は副総理の件を聞いてやっぱり斎藤が事件を揉み消そうとしている側だって確信したかな?とりあえず早く拓朗と話してーーー
恵那のように事件のVTRを流そうとするが…
拓朗(眞栄田郷敦)は母・陸子(筒井真理子)におばあちゃんが入院したと嘘をつかれて病院に連れてこられていた。
嘘に気がついた拓朗は家に戻り、「俺、この家出るね。」と出て行こうとした。
ある日突然様子がおかしくなった息子を心配した陸子は「ママの何が嫌なんよ。」と拓朗を引き止める。
拓朗はポツリと話し始めた。
「カイくんが死ぬ前、自分では先生に言えなかったからママにこっそり言ってほしいって頼んだよね。あの時なんで言わなかったの?」
泣きながら「うちは母子家庭だから抗えなかったんや。全部あんたのためやんか。」という陸子を置いて拓朗は家を出て行った。
翌日拓朗は収録前、ボンボンガールのあさみに声をかけた。
「今日の台本ちょっと変更して『こちらのVTRをどうぞ』って笑わないで言って。それから誰にも言わないで。」と言った。
あさみが「わけわかんないことに巻き込まれたくないんですけど。」と言うと「バラすよ。俺を嵌めようとしたこと。もうこの仕事できなくなるよ。」と拓朗は脅した。
その後拓朗は裏のスタッフにエンタメコーナーのVTRを差し替えるように伝えた。
その様子をチーフプロデューサーの村井(岡部たかし)が見ていた。
そして迎えた生放送。
「こちらのVTRをどうぞ。」
あさみが真顔でそう言った後流れたのは元々流れる予定であったほんわかとした猫の映像だった。
その映像が流れた途端、拓朗は収録現場から立ち去っていった
収録が終わり「おい!浅川っ!岸本ーっ!」と怒った村井が現場に入ってきた。
村井が恵那(長澤まさみ)にビデオテープを渡すと何も知らない恵那は「ほんとわかんないんですけど、なんですか?」と村井に尋ねる。
拓朗!チェリーと同じことしてるやん!騙されたあさみにやり返したな!
恵那と同じやり方で生放送でVTRを流そうとした拓朗に村井は気がついていたから村井が止めたんだろうね。
久しぶりに話した恵那と拓朗
拓朗(眞栄田郷敦)は路上でビールを飲みながら「クソだな。」と呟いていた。
そんな拓朗に駆け寄ってきた人物がいた。
「何がしたかったんですか?」と言ったその人物とはボンボンガールのあさみだった。
あさみは「でも今日の岸本さん案外良かったです。萌えます。」と言った。
恵那(長澤まさみ)はというと拓朗が流そうとしていたVTRを村井(岡部たかし)と一緒に見ていた。
VTRを見終えた恵那は拓朗に電話をかけると目黒で休憩しているという。
拓朗はあさみとホテルに来ていたのだ。
「明日じゃダメですか?」と聞く拓朗に「ごめん、今すぐ話したいから。」と恵那が言い、ファミレスで落ち合うことになった2人。
恵那は開口一番「ごめんなさい。」と逃げ出したことを謝った。
「君、すごいことしたね。差し替えようとしたVTRみた。」という恵那。
しかし拓朗は「もう闇に葬られたんで意味ないです。」と諦めムード。
拓朗は斎藤(鈴木亮平)に先に自分のところに持ってこいと言われたが悔しくてボンボンで流そうと思ったという。
恵那は「やっぱりなにもわかってない。そんなの全部吹き飛ばせるくらい決定的な真実を君はつかんだの。本当に松本さんを釈放できるかもしれない。」と伝えた。
そんな大事な話をしているときに「すいません、俺雑炊食っていいっすか。」と言い出す拓朗。
拓朗は空腹だったこと、寝不足だったことを今思い出したのだった。
「うちで寝なよ。」という恵那に遠慮したが、強引に連れて行かれ、恵那の家で寝ることに。
恵那の部屋に前にはなかったソファ。
そこで拓朗は眠っていた。
恵那の目に再び光が入ったみたいだった!
そして恵那に言われて自分は正しいことをしたんだと実感したのか、拓朗もまたごはん食べられるようになってよかった。
すっからかんだった恵那の部屋にベッドとかソファとかがだんだん増えていくのは何を表してるんだろう…?
迎える人(斎藤)ができたからだよってこと?生活を楽しむ心の余裕ができたよってこと?
【エルピス】第5話 感想
松本さんの再審請求が棄却されて心が折れた恵那やチェリー。
その一方で一人諦めなかった拓朗がとんでもない証拠を掴んできたね!いや〜、第5話は拓朗ひとりでがんばった回!
やっぱり八頭尾山の事件には何か大きな圧力がかかってるっぽいね。
それはえん罪を生み出してしまった警察、検察だけじゃなくてそもそも真犯人が副総理の息子とかそういうことっぽいよね。
前に恵那があった怪しい男(瑛太)が副総理の息子で真犯人なのか、はたまた事件には関わってるけど犯人ではなく真相究明に関わってくるキーとなる人物とかなのか…
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