10月26日(水)22:00から日本テレビでドラマ【ファーストペンギン!】の第4話が放送された。
今回は【ファーストペンギン!】第4話のネタバレや感想をまとめる。

分かりやすいように感想の背景をピンクにするよ!
▼▽ここからはネタバレを含むので注意▽▼
【ファーストペンギン!】サクッとあらすじ
奈緒が主演を務める【ファーストペンギン!】は、主人公のシングルマザーが“漁業の世界”に飛び込み漁師たちと革命を起こすリアル・サクセスストーリー。
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【ファーストペンギン!】第3話 おさらい
▼第3話のネタバレはこちら
和佳が息子の誕生日に帰って来れなかったのは東京での無理な営業が原因で倒れて病院に運ばれていたからである。
そのことを営業先からの電話で知ったさんしの漁師たちは和佳を疑ったことを詫び、「わしらの社長になってくれんか?」と頭を下げてお願いした。
「もちのろんスケじゃ!」と和佳が返事し、新社長が誕生した。
【ファーストペンギン!】第4話 ネタバレ
たくみの様子が気になる和佳
新たにスタートを切った和佳(奈緒)率いるさんし船団丸の漁師たちが「お魚ボックス」を作っていると、「言うこと聞かんやつには燃料も氷も売らんと組合長が言っている。」そう言いにきたのは漁協の安野(遠山俊也)だ。
さんしの片岡(堤真一)や磯田(吹越満)、山中(梶原善)らは「手打ちにしたんじゃないんか。そんならそうすればいい。」と反発していると、スピーカーから和佳の声が聞こえる。
放送を使って和佳が話していると、周りで作業していた他の船団の漁師たちも「それは本当か?」と集まってくる。
慌てた安野は結局手配してくれることに。
ひと段落ついた一行は魚をボックスに詰める作業に戻ろうとするが、山中の息子・たくみ(上村侑)はどこかへ行ってしまった。
「たくみって昔からああだったの?」と和佳が聞くと、「東京で働いてからああなったが、なにがあったか言わないんじゃ。」と言う漁師たち。
「お魚ボックス」を詰めて送るのはこっちに任せて営業に行ってきたらと片岡らに言われた和佳は任せることにした。
またか、組合長…。でも今回は漁師たちも漁協と闘ってくれた!!少しず〜つ変わってきたね^^
他の船団丸の漁師たちにまで聞こえるように放送を使って漁協のいたいところを突いた和佳ホント頭いいな〜!
今回はたくみの過去が明らかになる回かな。東京でなにがあったのか、どうしてこんなにやる気がないのか…
簡単なこともできない漁師たち
現場は漁師たちに任せ、再び営業に専念する生活へと戻った和佳(奈緒)。
しかし営業先へ行きボックスの様子を聞くと、そこにはぐずぐずになってしまった魚が…。
そんな様子で片岡(堤真一)が監督した「お魚ボックス」はトラブルが続き、たくさんの代品を送ることになり、注文を取るほど利益が無くなっていくという最悪な状態に。
とある日。
「お魚ボックス」の梱包手当てだと和佳に言われ、漁師たちが封筒を開けるとそこにはたった一枚の千円札が。
どういうことじゃという漁師たちに、「魚を詰めて氷を入れて出荷する。それだけのことをなんでまともにできないの!?代品が多すぎて120万の赤字じゃぁ〜!!」と叫ぶ和佳社長。
なんと梱包した8割が不良品の代品だったのだ。
自分に任せろと言ったのだから片岡の責任だと和佳に言われると、「給料が出せないのは代品のせいだけじゃなく、あんたの営業経費はどうなんだ!」と言い返す片岡。
和佳と言い合いになった片岡は漁師たちを連れて飲みにきていた。
そこでは和佳の愚痴大会となった。
みんな口々に和佳の愚痴を言う中で、若手漁師の永沢(鈴木伸之)は「ボックスの質を上げる方法を考えませんか?」と和佳に協力的な考えを持っている。
しかし永沢の言葉を流し、「あの子が代品送りすぎなんじゃないんか?客にいちゃもんつけられたら何でもかんでも代品送るって言ってるんじゃないんかのう。」と磯田が言い出す。
それを聞いた片岡をはじめとする周りの漁師も賛同し、「代わりにわしらも言い返したらええんじゃないの?」「そしたら代品も減るのう。」と信じられない会話をし始めた。
ひえ〜〜〜〜。怖すぎる、この人たち。なんでこんな考え方になっちゃうの?永沢くんはどうにかしたいと思ってるけどガツンと言えない性格だから一人だとどうにもできない様子…
たくみはそんな漁師たちを冷めた目で見て呆れているように見えるけど、我関せずって感じだな。
なんかこれみると若い人たちって重要なんだなって思う。凝り固まった考えを持ってる人たちにたとえおかしいと言えなくても、おかしいとすら思えなくなったら終わりだなって思った。
代品を減らすためのバッドアイディアとは?
なんとか資金を調達したい和佳(奈緒)社長は銀行に融資をお願いしに行っていた。
だがなかなか融資してくれるところはなく、琴平(渡辺大知)に電話で相談していると横に駐車してあったたくさんの自転車が倒れてしまった。
倒れた自転車を起こす瀬戸中銀行の職員を手伝い、2人で全ての自転車を起こし終えたところで融資のお願いの資料を渡す。
琴平との電話を再開するも営業先のお客様から電話がかかってきた。
お得意様である「さな田」の大将からだった。
その内容は、
と信じられないものだった。
それを確かめるために和佳は客のふりをしてさんしの事務所に電話をかけながら事務所内に入っていく。
すると営業先からの電話は取るなと約束していたはずだったのに、片岡(堤真一)が勝手に電話に出て魚が傷んでいるのは客の腕のせいだと言っている。
「何で勝手に出てんの?」と電話を切った和佳がキレると「代品減らすって約束したじゃろうが。グッドアイディアだろ?」と言う片岡。
「はぁ?これじゃあ代品も減るけど客も減るでしょうが!」と爆発する和佳にぐうの音も出ない漁師たち。
どうやらそんなことは頭になかったようだ。
すると今度は和佳の営業方法に文句を出してきた。
「ちまちまああしろこうしろと言う客ばっかり取ってきて。営業経費たくさん使うんならチェーンとかスーパーとかもっと効率のええところの営業とってこいや!」と片岡は言った。
和佳が「これは私のロマンだから!!!そこは譲れない。」と返すと「ロマンで飯が食えるかーーー!!」と片岡。
2人は言い合いになった末、片岡が電話を床に投げつけ壊して事務所を出て行ってしまった。
え〜、和佳がどんなに大変な思いして営業取ってきたか前回わかったんじゃなかったの?そんな文句言うなら自分で営業してみろー!!!!やってから言えーーー!
こないだやっと味方になったかと思ったらまた喧嘩。喧嘩ばっかりしてるなこの人たち(笑)
てか怒ったら物に当たるのとかザ・頑固親父だな。根はいい人なんだけどすぐキレてそういうところイラとするわ〜
最初の場面で自転車一緒に起こした瀬戸中銀行の職員さん、なんかいい人そうだけど今後融資してくれる展開になんないかな〜?
山中篤vsたくみ 親子喧嘩勃発
就活をしているたくみ(上村侑)が面接終わりに「落ちたな。」と歩いていると偶然同級生に遭遇。
同級生と飲みに行ってきたスーツ姿のたくみが港に来ると、父の山中(梶原善)がその格好どうしたと声を掛ける。
酔っ払っているたくみの様子に気づいた山中はたくみの頭を引っ叩き「みんなによくしてもらってるのに何が気に入らないんじゃ。」と言うと、「なんもかもじゃ、こんなところに産まれたくなかった。」と言うたくみ。
山中が手を振りかぶった時に間に入って止めようとした永沢(鈴木伸之)を殴ってしまい、その後たくみのことも殴る。
「なんでそんなこと言うんじゃあ〜〜!!!」と山中がキレ、それから2人は口をきかなくなってしまった。
その頃和佳(奈緒)はというと、琴平(渡辺大知)と電話をしていた。
琴平がちょっと代わると言ってフレンチレストランのシェフ・流山(速水もこみち)が電話に出た。
流山の元に届いた魚も状態が悪くてさんしの事務所に電話をしたら、片岡から失礼なことを言われたようだ。
流山は「漁師たちは魚がどう調理されるのか想像ついてないんだと思う。」と言う。
これまでの漁師たちはとってきた魚を市場に渡してそれっきりだったからだ。
そこで、みんなに食べにきてもらったらどう?と提案してくれる流山。
もちろん行きたい和佳だが、12人全員で行くとなると65万かかってしまう。
貸してくれるという琴平になんとか自腹で連れて行きます!と意気込む和佳は「65万かけるには65万以上の効果を狙いたいんです!」と流山に協力を仰いだ。
たくみは今までは急に帰ったりやる気がなかったりと態度には出してたけど、ようやく本音を吐き出してきたね。親にとっては傷つくひどい言葉だったけど、全部言ってぶつかったほうがいいこともあるよね。
お金ないんだからバスとかなんかもっと安く行く方法ないんか…(笑)まあ時間かかっちゃったら漁にも行けないし他の営業先のお魚ボックスの準備できないのか。
明らかになったたくみの気持ち
翌日、和佳(奈緒)は港にやってきた片岡(堤真一)に「昨日は言いすぎました。」と先に謝る。
まだ拗ねている片岡だったが、「営業先の流山(速水もこみち)さんがお詫びしたいって言ってるんだけど…」と言うとだんだん機嫌が直ってきた。
和佳はさらに「お詫びにみんなをご招待したいって!」と言い、みんなで東京まで行くことに。
ただ山中(梶原善)だけは昨日たくみ(上村侑)とケンカしたこともあり「わしゃええわ。」と去ってしまった。
そんな様子を見て「たくみも一緒に東京行けないかな〜。行けば変わると思うんだけど…」と考える和佳。
すると永沢(鈴木伸之)がメールして呼び出して聞いてくれることに。
自分の代わりに山中に殴られてしまったこともあり、永沢の呼び出しに応答したたくみ。
港で2人で話す。過去について聞かれると話し始めた。
大したことではない。田舎から東京に出てきたが故に、笑われないかとか方言出てないかとかそういったことにビビって逃げてきたというたくみ。
さらに「コイツみたいになってここで終わっていくんだろうなって思って親父を見てんのキツい。」と吐き出した。
先に謝って下手に出るって、片岡の扱い方わかってきた感あるな(笑)もう漁師たちの性格を変えるのは難しいから和佳が漁師たちをのせて導くしかなさそうよな〜。
たいそうなことはなんもないって言ったけどたくみに取ってはそれが重要なことだったんだろうな。小さな港町で生まれ育ってそこから出たことなかったら、そういった小さいことを気にしちゃうのもわからんでもない。
現実を目の当たりにした漁師たち
さらに翌日。
駅前で合流するさんしの漁師たち。そこには山中(梶原善)の姿もあった。
スーツを着て髪をワックスでまとめて集団で歩く彼らはまさにヤ◯ザのようだ。
その風貌に和佳(奈緒)が引いた様子で「どうしたの…。」と話しかけていると、「スーツって言うとこうなるんだよ…。」とたくみ(上村侑)がやってきた。
うまい店だって言うし…と来てくれたようだ。
しかし未だ山中親子の会話はなし。
東京に着くと、地元でスーツを着てイキっていた漁師たちは周りの目を気にして萎縮している。山中だけはいつもと変わらない様子だ。
店に到着し流山(速水もこみち)が出迎えてくれる。
なにかとケチをつける片岡(堤真一)だが、流山はスマートにかわして片岡が怒らないような言い方で自分のフレンチに対する思いをぶつける。
料理が運ばれてくると、流山の手によって自分達が釣った魚の姿形が変わった様子を見て驚く漁師たち。
ぶつぶつと文句を言う中、先に料理を口にした山中が「ん〜!ほっぺ落ちるどーー!」と言い、他のみんなも食べ始める。
たくみも「これマジでうちの魚なんすか?」とそのおいしさに驚いている。
こうして流山の料理に魅了されたころ、最後の料理が運ばれてきた。
最後はシンプルにアジが2切れお皿に乗っている。
上にのった1切れ目を食べた片岡は「うちのアジは世界一じゃ!」と嬉しそうだったが、下の2切れ目に手をつけると「こっちは身の感じが緩いな、料理の仕方が違うんかのう。」と不思議そうに言った。
すると和佳が「違うのは誰が送ったか。上はわたしが、下は片岡さんが送ったボックス。」と言うが片岡は信用しなかった。
あつし(山中)もたくみも結局来てくれるんかい^^
電話越しで対決した流山が実際に出てくるとスラッとしたいかにも都会のシェフで片岡もびっくりしただろうな〜(笑)
流山はぐちぐち言っていた漁師たちを言わせるだけ言わせといて、最終的には料理で黙らせてて、やっぱりプロってすごいな〜!かっこいいな〜!と思った。
消費者として食べてみるってすごい大事だよね!現にこれまで刺身とか煮付けとかそういった魚料理しか知らなかった漁師たちがフレンチとして料理された魚もこんなにおいしいんだって実感できたからね。
やっぱり言葉で言ってもわからない人には実際に体験してもらうのが一番分かりやすいんだな!でも毎回一個一個説明していかないといけない和佳ちゃん大変すぎる…
「お魚ボックス」バージョンアップ!
片岡(堤真一)が信じないので流山(速水もこみち)が実際に送られてきたボックスを見せてくれることに。
2つボックスを並べるとその違いは明らかだった。
漁師たちはここで初めて時間が経ったあとの自分達が送ったボックスを見たのだ。
こんなにも違うのかと驚くなか、最終的には「おいしいからさんしの魚使いたいんだけどキャンセル待ちなんだ。」そういう“ブランド魚”にしたいし、絶対にできると和佳(奈緒)は熱く思いを伝える。
そのためには必要なことがある。
- 魚をきちんと届けること
- お店からの要望はできる限り応えること
みんながクタクタなのもまともに給料払えていない自分が何言ってるんだっていうのもわかってる。
でも今の私がみんなに渡せるものはロマンしかない。
そう謝りながら絶対にそこに連れていくから信じてほしいと頭を下げる和佳。
和佳の熱い思いに漁師たちは感じるものがある様子だった。
そんな時、山中(梶原善)がひらめく。「血抜きしたらええんじゃなかろうか。」
その言葉に漁師たちはそれを言うなという表情を浮かべる。
血抜きは取れたその場で魚を締めて血を抜くことでとっても面倒な作業なのだ。
「そんな面倒なことをして出荷するやつはどこにもいない。」そう言った片岡の言葉に和佳は反応した。
それをやればオンリーワンってことだよね!!!と嬉しそうな和佳。
さっきの和佳の熱い思いが届いたからか「やっちゃる!」と片岡が宣言した。
「ごちそうさまでした。」と帰っていった漁師たちは店の外で和佳を待っていた。
和佳が店から出てきて漁師の輪からひとり外れていたたくみ(上村侑)に声をかけると口を開いた。
「ロマンしかないって言う社長もシェフも熱くなってるみんなもバカすぎて何ひとつビビんねぇ親父もかっこいい。終わってたのは俺だけだ。」と父や漁師たちの見方が変わったみたいだ。
それから「お魚ボックス」を作る漁師たちの気持ちは変わっていった。
お客様の要望に一つ一つ応え、改良を重ねついに「新・お魚ボックス」が完成した。
居酒屋でごはんを食べている和佳とさんしの漁師たち。
たくみがチャットアプリってなにかに使えないっすかね?と提案してきた。
おじさんたちはもちろん和佳もガラケーだったので、東京でケータイショップで働いていたたくみだからこそ思いつけた案だ。
心が動き、漁師という仕事に対して積極的になったたくみだったがまだ父親とは話せていない様子。
そんな時に焼酎割りセットを持った永沢が「たくみ一番下っ端だから。」とセットをたくみの前に置き、さりげなくアシストしてくれた。
たくみはおじさん漁師たちに注文を聞いてまわったあと最後に「親父はお湯割りだよな?」と言うと、「梅干しも忘れんでの。」と返ってきてようやく仲直りした山中親子だった。
和佳がこのドラマのどんな男性陣よりも一番かっこよくて男前だわ!そんなんついて行きたくなるよ、トップ向いてる。
流山もすごい協力的でいい人だな〜。友人のためっていうのもあると思うけど、その根本にはさんしの魚を本当においしいと認めていてこれをお客様に届けたいっていう思いからなんだろうな。
【ファーストペンギン!】第5話は…
【ファーストペンギン!】第5話は2022年11月2日(火)22:00から。
予告でまた「ボックスもうやらん!」って言ってたんだけど、すぐそう言う片岡さん、彼氏にすぐもう別れる!って言うメンヘラ彼女か!(笑)
杉浦組合長は今回影薄いと思ってたらじわじわ水面下で準備してたな。
琴平先生は絶対片岡の義理の息子。そんで頑固な片岡がキレて昔東京に出て行ったと予想!
【ファーストペンギン!】第4話 感想
山中親子回。和佳が漁師たちに熱い思いを伝える中で一緒にたくみも成長できてよかったな〜〜〜!
わたしやっぱりこのドラマ好きだな〜!おもしろい!!堤真一さんの表情だけでどんなこと考えているのかわからせる演技がすごい。
漁師たちのモチベが最高潮の今、結果もだんだんとついてきてお給料も増えると好循環になるんだけど…
奮闘する和佳の様子に段々と感化されて仲間になっていく人が増えてきたね!そうやって最終回は杉浦も仲間になるんじゃないかと思うんだけど、果たして視聴者は杉浦を許すことはできるのか…?
東京に行くための65万、カードで払ったっぽいけど支払い大丈夫なのか…?次回はお金関連と琴平主役回になりそうだね。
▼第5話ネタバレはこちら
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